愛情たっぷり「PAPA no CURRY」はいかが?優しいカレーでお腹も心も満たそう

   

こんにちは!インターンのお千です。
大阪商業大学(大商大)に通う記者は、大学の近くに東大阪ラグビーめしを味わえるお店があると聞きつけ、さっそく向かいました。

河内永和駅から北へ徒歩3分。近鉄奈良線沿い道路の1本北側の道路にあります。

河内永和駅からすぐにある、「PAPA no CURRY(パパノカリー)」です。
いつもは表通りのお店に目がいきがちですが、少し路地に入るとこんなにおしゃれなお店がありました。

さっそく入ってみます!

黒と焦げ茶色が基調の店内。電球で落ち着いた印象。

店内にはカウンター席とテーブル席に加え、大人な雰囲気が漂うソファ席も。

革張りの黒いソファ。

カウンター席の真上にある黒板には、メニューと創業までのヒストリーが書かれています。
オーナーの平井さんに詳しくうかがいました。

お店の雰囲気に合った制服を、かっこよく着こなす平井さん。

布施に住んでいたこともあり、東大阪でお弁当屋さんを経営していた平井さん。高井田と荒本にお店をかまえていることもあって、新店舗は東大阪市内でと決めていたそうです。
ちょうどその頃知人から「東大阪ラグビーめし」のことを聞き、メニューの考案をはじめます。
「娘のカレーぎらいを克服するために研究していたカレーにしようと。今後の仕事にもつながればいいと思っていました。『ラグビーめし』に入選したことが後押しとなってカレー店にしようと決めました」。何かの糸にたぐり寄せられたかのようなお話です。
その後お弁当屋さんでカレーをお試し販売したところ評判がよく、「いける」と確信したとのこと。
満を持して、2018年3月に「PAPA no CURRY」をオープンしました。

荒本のお弁当屋さん「Peace」を経営。

現在、巷では空前のスパイスカレーブーム。しかし、そこをあえて欧風カレーで勝負しています。地に足ついた欧風カレーを作るのが好きなんです。マニア向けというよりは、誰でも食べられるカレーを作りたいので」。そんな思いから、訪れたお客さんがメニューに迷っているときには「カレーをよく食べる方にはキーマを、あまり食べない方やスパイスカレーに飽きてしまった方には欧風をおすすめしています」。

店名についても気になります。「PAPA」はお父さんの意味で、「もともと『パパのカレー』と呼んでいたのですが、語呂合わせもいいので今の名前にしました」。

娘さんの話をするときは、パパの顔に。

記者は、娘さんが克服されたカレーについてのこだわりがずっと気になっていました。
すると、普通では考えられない手間暇がかかっていることがわかったのです。
「子供は野菜ぎらいなので沢山試してみた結果、具材を煮込んで溶かしたら食べてくれました。なので、玉ねぎやリンゴ、バナナなどを甘みが出るまでとことん炒めます。この作業がいちばん大切です。国産の牛すじ肉は赤ワインで煮込み、ベースとなるダシは鶏ガラと牛骨を6時間煮込みます。」

気の遠くなるような工程を娘のためにおこなう。お父さんの愛情がひしひしと感じられます。
そんなあたたかい思いがこめられた、「東大阪ラグカリー」(780円)をいただきました。

じゃじゃーん。あいがけの「東大阪ラグカリー」(780円)

ベースが同じだという欧風カレーとキーマカレーのあいがけの一品。メニュー考案の際、平井さんがラグビーに関して調べたところ2チームが試合をおこなうことから、対(つい)のイメージであいがけに。「キーマカレーには特色を出し、味にメリハリを効かせました」。

まずは欧風カレーから。ペースト状になった野菜と果物の食感が、今までのカレーにはない新鮮さをもたらします。お肉から香る赤ワイン。素材の味を存分に生かした優しいカレーです。

今まで食べた中で一番おいしいカレーだ!と本気で思いました。隣の唐揚げについては後ほど。

つづいてキーマカレー。さきほどと打って変わって、スパイスがガツンと効いています。粗めのお肉がたっぷりで、食感にもインパクトを与えます。スパイシーで、どんどん食べたくなる不思議な感覚。

ここで辛党の方に朗報です。卓上には辛さをプラスできる「カイエンペッパー」が用意されています。お好みで調整してみてはいかがでしょう。
再び欧風カレーにスプーンを戻すと、最初に食べたときよりも野菜と果物の味が感じられます。自然な甘みがしびれた舌を癒してくれます。まったく違う二つのカレーを一度に食べられる贅沢な一品です。

取材をしながらも、ペロッと完食。

「PAPA no CURRY」では、アラカルトメニューにも力を入れています。
平井さんおすすめの「鶏の唐揚げ~スパイス塩でどうぞ~」(480円)もいただきました。数種類のスパイスをブレンドした塩が使用されています。

食べなくてもわかる、おいしいと。

口にした瞬間、心地よい辛さが広がります。お肉も大きくジューシーでついついお箸が進んでしまいます。取材に同行したmihorobot記者は、「お酒と一緒に食べたら絶対おいしい」と言っていました。それもそのはず、ディナータイムにはハイボールとセットで楽しめる「ちょい呑み ハイボール×スパイシー唐揚げ」(580円)も提供しています。

ほかにも好評なのは、「おいしいトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ風」(480円)や、「鶏なんこつとパプリカのスパイス炒め」(480円)。お仕事帰りのOLさんもよく来店し、女性でも気兼ねなく食べられるメニューが多いことも魅力です。

またお店の定番となりつつある「こだわりの自家製パンナコッタ~シナモンパウダーで~」(350円)は、ランチタイムにすべてのカレーにセットでついてくるんです!mihorobot記者も絶賛していたので、今度プライベートで食べに行きたいと思います(笑)

mihorobot記者が食べたパンナコッタ。

種類豊富なアラカルトメニューですが、「あくまでもカレー専門店であって、洋食店にシフトすることはありません」と平井さん。「壮大な夢として、全国規模でお店を広げていきたいと思っています。有名なお店は東大阪発祥が多いですしね。ひとりでも多くの人にこのカレーを食べてもらいたいです。夢を実現するには、まずこのお店を成功させなければなりません。そのために日々、試行錯誤しています」。

このヒストリーよ、全国へ届け!

夢を語る平井さんの目からは情熱を感じました。
老若男女が親しむ国民食、カレー。デリバリーやレトルトもいいけれど、時には本格的な欧風カレーをゆったりと味わってみませんか?出来立てカレーを食べると、もう今までのカレーには戻れません…。

2019年のラグビーW杯開催はもうすぐそこ。「東大阪ラグカリー」を味わいながら試合を観戦し、食からW杯を支え盛り上げましょう!

PAPA no CURRY(パパノカリー)
住所 : 東大阪市長栄寺6-3 モデラート永和1F
営業時間 : ランチ 11 : 00~14 : 30(ラストオーダー14 : 00)、ディナー 18 : 00~22 : 00(ラストオーダー21 : 30)
定休日 : 月曜日、日曜日のディナータイム
TEL : 06-6748-0787
公式Twitter
LINE@:@vss3594b /PAPA no CURRY (LINE@ではショップカードを実施中)

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