大学と商店街の連携 小阪(1) 小阪商店街の活性化に向けて

   

18日、第2回講演会プラスワークショップ「小阪商店街の活性化に向けて」が大阪樟蔭女子大学で開催された。
主催はKSK10。学生が主体となって運営されている。参加者は小阪商店街を始めとする近隣の商店街や大学、市関係部局などから30名ほどだ。


講演をされる高橋保裕先生

2回シリーズで今回は2回目。「事業再生イノベーション 面としての『街の活き方』の変革」というテーマで、関西学院大学の高橋保裕先生が講演。
商店街活性化に向けて、概念的な課題から具体的手法について参加者は熱心に耳を傾けていた。
「周辺地域を商店街を中心とした面として考える」との意見には、多くの参加者がうなづきながら受講。
「大型ショッピングセンターとの違いを知る」「商店街を1つの大きな店と考えて店の配置・種類を見直す」「他にはない物をアピールする」などたくさんの命題が挙げられると、メモを取る音が会場内に響く。


講演を熱心に聞く参加者

講演の後の質疑応答では、活発な意見交換が行われた。「『小阪JAZZ』のイベントに注目して常に商店街にJAZZを流したり、JAZZの店を作ったりしてはどうか」「以前、商店街でもいろいろ実践してみたが上手くいかなかった。しかし、時代は変化しているので今やってみると違う結果になるかもしれない」など、それぞれの思いを熱く語る場面も見受けられる。中には他地区の商店街の成功事例を用意しており、発表する学生も。


質疑応答がディスカッションの場に

高橋先生も「いろいろな立場の人が集まれば何か解決策が生まれるかもしれない」「何かやってみているうちに良い考えが浮かぶかもしれない」と多様性と行動力の重要性を話す。

この熱気が、地域そして商店街に伝われば、近い将来新しい商店街の形が小阪のまちから生まれるはずだ。

次回はこのワークショップを主催したKSK10の活動についてお伝えする。

写真・取材・文:以西紋子

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