東大阪の「えべっさん」こと戎神社といえば、布施戎をイメージしがち。
でも、ちょっと待って!額田にもあるんです。戎神社が。

おまいら、知ってた?「もうひとつの戎神社」こと額田戎神社に行ってきました。
額田駅から北西に徒歩7分。
東山の住宅地に佇む、テニスコートほどのサイズの神社です。
この日は1月10日。十日戎の中でも本命の「本戎」の昼間に訪れると…。

大音量のテンション爆上げBGM「商売繁盛笹もってこい!」が鳴り響き、十日戎を体で感じる。

えべっさんにつきものの露店は、ベビーカステラ屋が入口に。聞き込み調査によると昨年は2店舗あったらしい。
十日戎は自治会が世話しており、参拝者は10日の昼で常に何組かが入れ替わり立ち替わり訪れている様子。
週ひがもさっそくお参りに。臨時駐車場に車を止め、いざ行かん。
今年はもっと儲けて、100万円を100人にあげちゃうキャンペーンができるくらい成長するぞ!という意気込みを、えべっさんに聞いてもらおうと思います。
境内に入るとすぐ左手に現れるのは、えべっさんの像。

この日は現代のパラソルが差さっていて、なんとなく親しみがわくえべっさん。
布施のえべっさんと比較してみよう。

左が「日本一大きなえべっさん像」の布施戎、右が額田戎。
布施は岩の上に立っているえべっさんが、大きな鯛をゲットしている像。「ざっぱ〜ん」と効果音をつけたくなる波や、取ったどー!と左腕をあげてドヤ顔するえべっさんが躍動感あり。おそらく金属でできておりツヤツヤした質感。参拝者が触っていくので、光沢に磨きがかかっています。
対して額田戎は、岩に腰掛けてゆったりモード。えべっさんの特徴である釣り竿と鯛はありません。脇にかかえているのは魚籠でしょうか。表情もどことなくリラックスしていて、額田の地に似つかわしい穏やかさを醸し出しています。
材質は石。服や顔のシワは少なく、シンプルな外見です。

奥に見えるのが本殿。手前では昨年の笹が回収がされている。
えべっさんの違いを堪能するだけでも参拝する価値は十分ありますが、額田戎でのさらなるお楽しみポイントは甘酒。

カメラマンとしてついてきたホッケー梶間が実食。生姜がピリッと効いている。
鍋でコトコト煮込まれた手作り甘酒が振る舞われ、椅子に座ってゆっくり味わうことができます。
ゆったりと参拝したい人なら、絶対おすすめ。
もちろん笹や熊手の販売も。お金をかき集めたいという意をこめて、熊手を購入。

「額田戎神社」の字体がキャッチーでかっこいい。鈴がついていて音が鳴る。
めちゃくちゃどうでも良い話ですが、帰り道にこの熊手を野良ネコに向けて振ったら、めっちゃ鳴きながらすり寄って来ました。ネコ集めにも最適な熊手。
購入者には福引きの抽選券が渡され、ガラガラ抽選会に参加できる特典付き。

味わいのあるガラガラ抽選機。ほかにも米などが景品にあった。
今年最初の運試しは5等賞!45リットル容量の業務用透明ゴミ袋が当たりました。

「十日戎 五等賞」と書かれているのがうれしい。
布施とは違った趣の十日戎が味わえる額田戎。
残り福の明日、ちょっと足を伸ばして額田まで行ってみるのも良いかも。
週ひがは9日に布施、10日に額田へ参拝する「はしご戎」を実行したので今年はめちゃめちゃ儲かるはず。そうに違いない。仕事ください!

熊手も買ったことだし、儲ける準備はできている。
■額田戎神社
住所:東大阪市東山町10-31
アクセス:近鉄奈良線額田駅から徒歩7分/近鉄けいはんな線新石切駅から徒歩10分
駐車場:十日戎の際は臨時駐車場あり
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