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- 近大が留学生サポート制度実施へ
近畿大学国際交流室が今年度から留学生をサポートする制度を実施することになった。現在、同大学には300人を超す留学生が学んでいる。しかし、日本語は上手に話せても普段の生活で慣れないことが多く、うまく学生生活が送れないという問題があった。同制度はそんな留学生のために、日本人学生が良き相談相手になり、無事卒業してもらいたいと実施されるもの。(今回は新入生対象)また、日本人学生には相手国の言葉や文化を学んでもらおうという狙いもある。
実施に先立ち、4月13、17、18日の3日間、国際交流室学生別科教室で日本人学生に向けた説明会が行われた。初めての試みにもかかわらず合計で 約150人近くが出席、学生らの意欲が伺われるものとなった。その中で、アドバイザーである酒匂(さかわ)康裕准教授が「気軽に話せる友達という立場で参加してほし い。ただし無理な相談には決して乗らないように」と注意。あくまで学生が出来る範囲で交流を深めて欲しいとの意向を示した。
なお、この後、51人の留学生希望者とサポート側の日本人参加希望者を選定し、約25のグループに分けられる。そして4月25日にグループの組み合わせの発表を兼ねたお茶会が催され、初めての顔合わせとなる予定。
説明を受けに来た熱心な学生らで教室はいっぱいに
文・写真 山下 伸司 Twitter:@nemasita
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