JRおおさか東線が全線開業し、人が集まる街になった俊徳道。駅の再開発だけでなく、周辺にも多くの店舗がオープンしています。そんな金脈を見つけ、ピックアップする連載「俊徳道ゴールドラッシュ」。
駅周りにはイケてるラーメン屋に、新業態の八百屋&クレープ店、そして暮らしに欠かせないサイクルショップなど続々とそろい、にぎわっている街の要素がそろってきました。
まだ俊徳道に現れていなかったジャンル、それはアジア料理店です。中華やインド料理といった地域に限定しない、いわゆる「その他」で分類されるアジア料理。
そんな未開拓の味を提供する「アジアごはん バナココ」が、小阪から俊徳道に移転オープンしたのです。
周りは民家。府道24号沿いのスーパーマーケット「サンコー」南側の住宅地と一体になるように佇んでいます。
意識していないと、うっかり通り過ぎてしまいそう。控えめに屋号がかかれた表札と、南国感がある飾り。
ここがリトル・アジアへの入り口です。
一歩足を踏み入れると、空気が変わります。なんと言えばよいのだろう、ああ、ここは異国なんだ。ゆったりとして、それでいて活気があるアジアの日常。
出迎えてくれるのは、店主の石田純平さんです。白いTシャツと人柄のゆるっとした雰囲気が、さらにムードを高めている気がします。
店内飲食前提ですが、緊急事態宣言下ではテイクアウトとデリバリー専門。
人気はインドネシアのナシ・ゴレン(792円)や台湾朝食の定番ルーローファン(魯肉飯/550円)、ベトナムのバイン・ミ−(624円〜)など、タイ、ベトナム、マレーシアといった東南アジアから中国、韓国の東アジアまで。11の国と地域の料理が提供されます。
天然酵母を使ったパンの販売や、水・木・金曜日限定のベーグルサンドも必食。
日替わりのカレーパンは気合いが入っています。たけのこのキーマカレー、エビのレッドカレー、グリーンカレーなど、エスニックの新境地が開けそうなカレーがたっぷり。
営業時間はなんと朝7:00〜。モーニングもあります。
アジアの一部の国では朝食をお店で食べるという文化に則って、散歩がてら行ってみるのもよいかも。
朝活するのはちょっと大変だけど、おいしいものを食べに行くなら足は軽い。
朝起きて、ちょっと変わったアジア料理をテイクアウトして…って、なかなか充実した毎日が過ごせそう。
…どうどう?俊徳道っぽくないでしょ。
俊徳道で「メジャーではないアジア料理」が受け入れられる土壌が、どんどん育ってきているのです。
新たなジャンルが街に増えると、生活が豊かになる。そんなことを考えながら食べるたっぷり野菜が盛りだくさんのバイン・ミーのおいしさったら。
さあ、俊徳道のリトル・アジアへようこそ。近所の異国ここにあり!
■アジアごはんバナココ
住所:大阪府東大阪市横沼町2-3-1
定休日:月、日、祝日
営業時間: 7:00〜14:00
駐車場:近くにコインパーク有り
アクセス:俊徳道駅から徒歩6分
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