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- ライナーズよ、入替戦が真の正念場だ!リーグ最終戦は問答無用の最下位決定
1勝15敗。花園近鉄ライナーズは4月22日(土)、NECグリーンロケッツとの対戦に26-43で負け、惨敗のリーグ戦を終えた。
劇的な今季初勝利となった前節の関西ダービーから一転、今シーズンの課題を象徴するような試合。
スクラムで優位に立ちチャンスを作ったが、集中力がなくハンドリングエラーやパスミスが目立ってしまった。
勝負の分かれ目は、後半ワクァが2連続トライをあげ26-22と逆転した直後のプレーだった。
リスタートでの相手15レメキのキックオフボールを競り負け、あれよあれよという間に前に出られて再逆転されてしまう。
ホーム花園で得点後に勝ちの雰囲気を作っていくことはライナーズの十八番であるが、同じく最下位の窮地に立たされるグリーンロケッツがそれを許さなかった。
後の会見で相手キャプテンのレメキは「狙っていた」と、手の内を明かす。
グリーンロケッツのメンバー不足に対し、ライナーズは主力選手が揃い始めさらにはクーパーの復帰というビッグニュースもあった。
第1節では黒星とは言っても僅差で勝利が近いところにあった。そして前節の関西ダービーでの勝利。そんな前情報の中行われた最終戦だ。
「技術や戦術以外の問題を感じています」と野中キャプテンは胸の内を語る。
どこかフワフワした気持ちがラグビー界に漂っていたのだ。なんとなくそう思えてしまうシチュエーションが用意されていたところに、グリーンロケッツのプライドが打ち勝った結果だ。我々は反省せねばならないし、グリーンロケッツの勇姿に拍手を送らなければならない。
ただ、ライナーズは入替戦を選び、そこに照準を合わせたことも確かだ。
クーパーが試合開始後すぐにベンチへと戻ったことは、入替戦への出場を意味する。
今シーズンリーグ戦での出場がなければ、入替戦には出場できない規定があるからだ。
入替戦の相手は、ディビジョン2で優勝した浦安D-Rocks。全勝し勢いに乗るD2の優勝者は脅威であり、何よりかつての仲間トンプソン ルークも在籍している。
「とにかく2試合通して勝って残留し、来年も高いレベルのラグビーが続けられるよう準備していきます」と水間ヘッドコーチは来シーズンを見据える。
ホスト&ビジターの2試合を戦い、勝てば残留負ければ降格。
まずは5月7日(日)仙台・ユアテックスタジアムにて戦いの火蓋が切られる。
ライナーズよここが正念場だ。
何度だって何度だって這い上がって立ち上がって、絶対に諦めない姿を見せてくれ!
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