中村友哉、ついに9番をつける!好調を維持しスター軍団と対峙 ライナーズvsサンゴリアス展望

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ついに、ついにこの日が来た。
若いSHが、レジェンドに変わって9のジャージをまとう日が。
長らく、ライナーズのSHはスタートから元オーストラリア代表のウィル・ゲニアと、相場が決まっていた。
が、ついに次なる1歩を踏み出す。3月9日サンゴリアス戦で9番を背負うのは、加入3年目の中村友哉。
待ってたぞ、未来!

ただいまライナーズは開幕から8連敗で勝点1、12チーム中11番目の定位置爆進中だ。

9のジャージを勝ち取ったのは、中村友哉!

誰もが「いい戦いをしてくれれば」と思っていた先週、勇猛に戦い、残り7分までリードしたライナーズ。
今までは「いい形はできてきた」とポジティブシンキングが必要だったが、今週からは違う。
いつ、勝利を手にしてもおかしくない。いや、勝てるぞ。
と期待を胸にして試合に挑める、こんな幸せを3月9日14時30分まで噛み締めよう。

レジェンド ウィル・ゲニアがリザーブにいることの安心感。

対戦するのは、東京サントリーサンゴリアス。日本屈指の人気チームで、松島幸太郎はじめ世界中からスターが集結するチームでもある。
とにかく、アタックがやばい。アタッキングラグビーの代名詞とも言えるできればやりたくない強豪中の強豪と、このタイミングで対戦するのも運命かもしれない。

サンゴリアスってどんなチーム?

日本代表がひしめくサンゴリアスの中でも編集長前田が好きなのは齋藤直人。

前述したように、日本ラグビーを代表する強豪。選手のみならず、コーチ陣を排出することでも有名だ。現日本代表ヘッドコーチのエディ・ジョーンズ、すっかり「清宮選手のお父さん」と言われるようになった清宮克幸、めっちゃ怒ってる人で有名な現イーグルス監督の沢木敬介など「日本ラグビーってサンゴリアスを中心に回ってるよね」と錯覚するそれ。ちなみに今は田中澄憲監督。

ライナーズにとっては、それほど相性が悪い相手ではない。最後に勝利したのは2015年瑞穂ラグビー場。その前年にも花園で接戦をしており、
噛み合えば勝利は手に届く…かも?
という印象だ。
ただ、好ゲームが展開されるのは、決まってサンゴリアスが不調の年。今シーズンのサンゴリアスはここまで6勝2敗、敗戦した相手はワイルドナイツとブレイブルーパスの無敗2強で、先週はブラックラムズを0点に抑えて勝利している。チェスリン・コルビやサム・ケインが負傷で離脱しているとはいえ

そんなん関係あるか??

という選手層の厚さも際立つ。

ライナーズの注目選手

まずは3月9日のメンバーを。

1.田中健太 2.金子惠一 3.三竹康太 4.パトリック・タファ 5.ジェームス・ブラックウェル 6.菅原貴人 7.野中翔平(C) 8.セル・ホゼ
9.中村友哉 10.クウェイド・クーパー 11.片岡涼亮 12.金澤春樹 13.トム・ヘンドリクソン 14.木村朋也 15.セミシ・マシレワ
16 松田一真 17 佐々木駿 18 ラタ・タンギマナ 19 松岡勇 20 ジェド・ブラウン 21 ウィル・ゲニア 22 ヴィンセント・セフォ 23 竹田祐将


3番といえば、三竹。

冒頭にも書いたように、ライナーズの今回の目玉は9中村。ついにレジェンドをリザーブに置くことができる。スタメン抜擢も納得するほど、この2戦のパフォーマンスは良く、10クーパーへのつなぎ役としても早いテンポを作り出している。
もう1点注目は、3三竹の復帰。前節ブレイブルーパス戦でアタックが機能したのは、スクラムの安定が大きかった。スクラムに全リソースを費やす男の本気で、エリアでも優位に立ちたい。あと、ライナーズの希望ヴィンセント・セフォ。

昨シーズンのサンゴリアス戦でデビューしたセフォ。代表クラスを次々なぎ倒した。

不安要素

1.ステイリンパトリックの欠場

2018年度からライナーズに加入したステイリン。完全にライナーズの柱。

みんな良かったブレイブルーパス戦ですが、右CTBステイリンのパフォーマンスはより際立っていました。年齢的にも全試合でずっぱりは難しく、若手の成長のためにも複数の選手を使うのかは必須。ただこの1試合だけを見ると不安は大きい。
おそらく、いや必ず2年目の12金澤が、攻守に渡ってステイリン不在を感じさせない活躍をしてくれるだろう。

2.ペナルティの数

良い試合をすると、試合後も笑顔になれる。

この2戦(正しくは1.5試合と言うべきか)の好調の要因は、なんと言ってもペナルティが減ったこと。アタックタイムが長くなり、敵陣でのプレーも増えた。
が、まだまだ信用できないのが本音。何年にも渡って課題とされていたことが、そんなに急に治るのか?
逆に今週ペナルティが少なくなったら、初めて「良くなったね」と思える。

ポジティブ要素

1.セミシ・マシレワの2戦目

年々スタイルが「優秀」になるマシレワ。

前節、半年のリハビリを経て復帰したマシレワは、1本目のトライをアシストするなどさすがの活躍。2試合目はスピードとキレを増して、自らのトライラッシュを期待したい。何回スネークポーズを見られるか?3回見られたら、多分勝つ日だ。

前節1本目のトライは、マシレワからホゼへのパス。

2.タファ、菅原の覚醒

タファは良い!

「うちにもええ選手おりまんねんで」と、ここ数年ライナーズファンがずっと推してきたのが6菅原と4タファだ。2人とも仕事量が多く、かつスピードも持っている。前節後半28分菅原のトライは、クーパーの好判断に2人が応えたからこそ。覚醒した2人でまたトライを生み出せそう。

菅原が活躍すると、週ひがは「わー!!!」ってなります。

公式スコア予想

ライナーズ52-44サンゴリアス
殴り合いの末、ライナーズが秩父宮で勝ち切る。


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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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