2023年3月にリニューアルオープンをした「うどん・やきとり千代駅前店」の推しはシンプルイズベストな鶏うどん
最近よく聞く「推し」って言葉。元はアイドルグループの中で特に自分が好きな個人(推薦する意味合い)を指しましたが、ここ5年くらいは一気に一般語に。利害を無視して好きなものに時間やお金、精神力を注ぎ込むことを「推し活」などと呼んでおじさんをも巻き込んだ文化になりつつあります。
鴻池新田駅前にある「千代」は、昼はうどんで夜は焼鳥。元々もう少し東にある「やきとり千代」を創業した岩本さん一家の多角経営店舗です。
そんな「うどん千代&やきとり千代駅前店」が3月1日にリニューアルオープン。
厨房を改造したり、店内を広く使えるように段差や仕切りを見直したり。「お客さんによりよいサービスを」と、主に裏方な要素に手を入れました。
元々やきとり店からアプローチしただけあって、うどん店としてはメニューが豊富。セット屋定食も本格的で、春にはたけのこご飯が用意されていたりと四季を感じられます。
特に最近人気なのは「ミニ月見地鶏たたき丼」。常に鶏肉の質にこだわり続けるやきとり店ならではの鶏肉のたたきと、宝石のように輝く卵黄は「うどん千代」のキラーコンテンツです。
他にも肉うどん、まいたけ天などたくさんあるメニューの中、店長の駿輔さんに聞いてみました。駿輔さんが1番好きなうどんってどれですか?
「うーん、実は僕は鶏うどんが1番好きなんですよね」
え?この?メニュー表のなかの、その他大勢ぽいの?
「どう言うことやねん」
と思った記者。後日、昼食に件の鶏うどんを食べてみます。
「わかる」
しっかりしたうどんと、質の高い鶏肉の味がする。「鶏つくね入り」としてありますが、鶏肉もなかなかのもの。
作り手は確かにこれが好きになる。派手じゃないけど自分の技術が出る、シンプルそうでシンプルではない。グループの中で一見地味に見えるけど、実はみんなが認めるリーダー格。
これだ、これが推しだ。
僕の推しうどんは「千代の鶏うどん」だ。
こんなにおいしいんだから、もうちょっと目立たせてあげてほしい。すっかりファンになって、次もまた注文しちゃいそう。推したい。激しく推したい。
みんなも食べに行ってね鶏うどん。啓蒙のために、勝手にポップを作って持ち込もうかしら。
ミニ月見地鶏たたき丼(小)も頼み、鶏まみれセットを勝手に実現しました。推し活最高。
■うどん千代
住所:東大阪市鴻池元町2-2グラナリコート内1F
現在工事のため昼の弁当販売のみ
TEL:090-5659-5836
SNS:Instagram、Twitter
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