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- 週ひがの愛すべき「年下のできる先輩」トンプソンルークが電撃現役復帰!しかも浦安のあのチーム 整理できない感情をつづってみました
こんな別れもあるんだね。
11月13日(土)、我らの花園近鉄ライナーズはシーズンまで2ヶ月に迫るなか、あるスタッフの退団を発表しました。
花園近鉄ライナーズ 退任スタッフのお知らせhttps://t.co/a23JjdGXJ8
トンプソン ルーク氏は選手そしてアドバイザーとして長きに渡りチームに在籍し貢献してくれました。
花園近鉄ライナーズはトンプソン氏のこれまでの貢献に感謝するとともに、新しいチャレンジを応援します。#花園近鉄ライナーズ pic.twitter.com/VtpHdqP1Ju— 花園近鉄ライナーズ(公式) (@liners_players) November 13, 2021
生ける伝説として、2020年1月に現役を引退したトンプソンルーク。アドバイザーとしてライナーズに関わり続けていた彼がチームからいなくなるといった、少し理解し難い一報です。何度も言いますが、この時期にです。
そして時間をほぼ置かず、千葉県浦安市に本拠地を置く「シャイニングアークス東京浦安ベイ」から、衝撃的な発表がありました。
トモさんからコメント届いてます🙌🙌#shiningarcs #トンプソンルーク#トモさん pic.twitter.com/KnbVzPi9wN
— ShiningArcs_official (@ShiningArcs) November 13, 2021
トンプソンルーク、現役復帰。しかも浦安で。
博愛精神が豊かなラグビーファンは復帰を称賛し、原理主義的なライナーズファンは寂しさを表す。どちらの感情も理解できるし、どちらも正解ではないのでしょう。単純に言えば、日本代表クラスの大物選手が移籍した。ちょっとブランクがあるだけで、サッカーや野球では普通に起こっていることです。ラグビーもそういう段階に入ったということでしょう。

エンジと紺をまとう姿はもう見られないのだろうか。
とはいえ、トンプソンの存在は大きすぎました。2015年に大活躍して日本中に名を轟かせる以前から、トンプソンはライナーズの大黒柱であり、花園のまちをママチャリで走る彼の生活の中心は間違いなくライナーズでした。そしておそらく多くのファンは、ライナーズを好きになったときにはすでに4番が誰よりも働き者で、試合後いつまでもサインに応じている姿を目にしていたでしょう。

子供が好きなトンプソン氏、職場体験の中学生と触れ合う。
花園でワールドに勝ち昇格を手繰り寄せた試合も、加古川で神戸製鋼に逆転勝ちを決めたときも、瑞穂でサントリーに勝ったあのシーズンも、ドコモに負けて降格してしまったあの日も。ずっと私達は彼と一緒にいました。そして、当たり前のようにまた強くなろうともがくライナーズとトンプソンと、ファンが一緒にいられると勝手に思っていたのです。
このニュースがどれくらいラグビーファン以外に届いているのか、私にはわかりません。それくらい当たり前で、特別な存在だったから。
悲しいとか、悔しいとか、そういう感情はなにもない。しかし、これからもがんばってとも言えない。ただ、喪失感が半端ない。

働き者の代表トンプソンルーク
公式戦で引退試合に付き合ってくれた栗田工業に申し訳ないな
とか
イベントいろいろ考えてたんやけど、手伝ってもらわれへんのか
とか
ライナーズはさっさとグッズ作ってライセンス料で縛り付けといたらよかったのに
とか
涙で見送ったファンやお店の人に会ったらなんて言おうか
とか、考えるのはそんなことばかり。
そうこの喪失感はたぶん
「事実上彼とはもう一緒に仕事ができないんだ」
という感情。

やりましたね、東大阪市の商店街振興系ポスター!
仲良しで年下のできる先輩が、ライバルに引き抜かれちゃった。
仕方ないなぁもう。
グラウンドで会ったときは笑えるように、もう少し人間的に成長していられるように。
あなたからたくさんの思い出をもらった、編集長前田より愛を込めて。

このときの涙、どないしてくれるねん(笑)
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