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- オールブラックス戦のチケットが1時間で完売 テストマッチでは異例
11月2日(土)に東京・秩父宮ラグビー場で行われる、ラグビー日本代表対ニュージーランド代表・オールブラックスのチケットが、9月14日(土)10時から開始された一般発売で、開始1時間後に完売していたことが、関係者への取材でわかった。
販売されたのは、ぴあ、チケットラグビーなどのインターネット。9月1日から行われたJRFU(日本ラグビーフットボール協会)の会員向け先行発売でも開始直後に完売していたことから、早い段階での完売が予想されていた。
まず完売したのはぴあ。開始30分で売り切れると、他のサービス・サイトでも次々と完売に。約2万席用意されていたチケットが、一瞬で売り切れたことになります。
1980年代から90年代前半日本ラグビーは最盛期を迎え、大学選手権や日本選手権では5万人を超える観客動員を連発。早明戦(伝統校である早稲田大学と明治大学の対抗戦)のチケットは入手困難で、プラチナチケットと呼ばれました。ところが1995年ラグビーワールドカップ南アフリカ大会でオールブラックスと対戦し、145対17と歴史的大敗をすると一気に国内のラグビー人気が低下。Jリーグ発足以来急激に人気が増していたサッカーに人気競技の座を奪われました。
近年のラグビーの試合は、高校、大学、トップリーグに関わらず、観客数が1万人を割ることがほとんど。日本最高レベルのトップリーグでも、観客の多くが「動員」と呼ばれる無料チケットで入場していることもしばしば起こっているのが現状です。
関係者も「テストマッチ(国際試合)で即日完売は記憶に無い」と話しているように、今回のチケットの売れ行きは異例中の異例。世界一の実力と人気を持つオールブラックスの来日で、11月2日の秩父宮はどうなるのか。そして日本代表はどんな試合が出来るのか。
しっかりチケットを買えた週ひが中の人は、しっかり見届けてきます。
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文・写真:前田寛文 @MaechanYK
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