東大阪一昭和ロマンで、夕日が似合う街並みといえば「石切参道商店街」だと思うんです。
石切神社へと続く参道に、お土産屋さんに占い屋さん、大仏さんにお参りさん。たくさんの店舗や散策スポットが所狭しと立ち並んで、一つ一つじっくり見ていきたくなっちゃいます。
石切駅から神社までの参道商店街を散策して、ちょっぴりレトロな東大阪を発見して来ました。
駅を降りてまず見えてくるのは、「ようこそ石切さんへ」の大きな門。ここから神社を目指しつつ、面白いお店を見つけつつ、下へ下へと下っていきましょう。
お祭り用の巨大張り子が納められた献牛舎を横目に少し行くと、大きな石切大仏がお出迎え。大仏さんのあたたか~い目に手を合わせて、「いってきます! 」となむなむします。
大仏さんに別れを告げて、てくてく行くと「久保ひろうす店」の屋号に目を惹かれました。お豆腐に、卯の花に、大豆の唐揚げ。なるほど、大豆製品のお店なんですね。メインがひろうすだなんて、渋くてかっこいい!
と、また風格のあるお店を発見。「七味唐がらし珍味堂」さん。香辛料を取り扱っているお店のようです。薬味だけを売っているお店って、街中じゃなかなか見かけないので、興味津々。
お店の棚に顔を近づけると、ちょっぴりスパイシーな良い香りがしました。「みなさん、おいしい、おいしいて、よう言うてくれはります」とお店のおばあちゃん。
さて七味屋さんの向かいに目をやると、「お漬物横丁」の看板がこちらに手招きしているよう。お漬物屋さんが数件並んでおり、真ん中はカフェスペースになっています。「参道の中間地点にあるので、歩き疲れた方が休憩がてら寄って下さいます」とカフェの店員さん。お漬物定食や、冷やし甘酒など、ちょっと珍しいグルメがありました。
中編へつづく
文:mihorobot
写真:前田寛文 @MaechanYK
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