待ちに待った第93回全国高校ラグビー大会。今回は、5日目(3日)に行われた、準々決勝の模様をお届けします!
圧倒的な強さで危なげなくベスト8進出を果たした大阪府第1地区代表東海大仰星と、3回戦を同点ながらトライ数の差で勝ち上がってきた報徳学園。ラグビーファン期待の星13梶村を擁する報徳でしたが、仰星の絶え間なく続くアタックに防戦一方で66−17。またも仰星が難なく勝ち進みました。
試合開始直後、リードしたのは報徳でした。4分にゴールライン間際まで攻めこむと、ラックから展開しトライ。6分にもラックから展開しでトライを上げ12−0とすると、予想外の展開にスタンドからざわめきが起こります。
しかし8分に仰星がラインアウトからモールを押し込んでトライをとると、13分には仰星の4西野がトライを奪いあっさり14−12とリードします。
ここから、仰星が本領発揮します。ラックのターンオーバーからトライを上げたかと思うと、FWとBKが一体になって走りまくってトライを量産。終わってみれば10トライの猛攻で、早々に試合を決めていました。
東海大仰星土井崇司総監督
「選手たちがグランドに出るのが少し遅れてしまい、興奮状態のまま試合に入った結果2つトライを先に取られてしまった。心配することはなかった。ミスのほとんどないいい試合だった」
野中翔平主将
「先に点を取られたが焦りはなかった。自分たちの全員ラグビーが日本一であることを証明したい」
文:前田寛文 @MaechanYK
写真: @mihorobot
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