待ちに待った第93回全国高校ラグビー大会。今回は、5日目(3日)に行われた、準々決勝の模様をお届けします!
久々の花園でベスト8進出を果たした奈良県代表天理と、3年ぶりの優勝を目指す神奈川県代表桐蔭学園。
堅実なディフェンスとドライビングモールで攻める天理と、ラックからサイドアタックで応戦する桐蔭学園の息詰まる熱戦は、後半途中から桐蔭がフィジカルの差を見せつけて26−14で勝利しました。
走り込みを砂地の上で行い、足腰を鍛えてきたという桐蔭学園は、試合開始早々の2分、ラックから10横山がトライ。天理ディフェンスがタックルに入る瞬間、レベルが違う加速力で抜き去り、7−0とします。
続く9分には天理のラインアウトでのミスにつけ込んで、トライを奪い12−0とします。
一方的な試合になるかと思われた流れでしたが、その後は天理がうまくディフェンスし得点を許しません。
前半終了間際、天理は自陣のスクラムからBKで展開。うまく桐蔭のデュフェンスの裏を掻いて、トライを上げ、12−7で前半を終えます。
後半、すぐにまたも天理が攻めます。残り15mのラインアウトから得意のドライビングモール。6安居が抑えて14−12。逆転します。
圧倒的な加速力とパワーで他校を圧倒してきた桐蔭学園。天理に一時リードは許しましたが、13分にラックから4古川、24分に7佐々木が同じくラックからのサイドアタックで2トライを奪い、26−14。力の差を見せつけました。
文:前田寛文 @MaechanYK
写真: @mihorobot
関連した記事
・高校ラグビー大会二回戦から抜粋 留学生対決は目黒に軍配!札幌山の手、花園で正月を迎えられず
・高校ラグビー大会二回戦から抜粋 國學院栃木、あと一歩!優勝候補大阪桐蔭相手に大接戦
・高校ラグビー大会二回戦から抜粋 鍛えられた身体能力が爆発!大阪朝高が72−7で勝利
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。