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【主観的見どころ解説】花園近鉄ライナーズvs豊田自動織機シャトルズ愛知 セミシ・マシレワがCTBで登場!雲山・丸山とのポジション争いはいかに。
練習試合期間真っ只中のライナーズ。
プレシーズンマッチ第3戦目は10月20日、豊田自動織機シャトルズ愛知とホーム花園第2グラウンドにて対戦です。
今シーズン初となる会場イベント「花園ハッピーパーク」のハロウィンバージョンも実施予定。
プレシーズンマッチはすべて観戦無料と、普通に考えたら大盤振る舞い。
過去には2500円のファンクラブに入っていたら公式戦全試合無料とかいう狂った(ほめ言葉)価格設定の時期もありましたが、ラグビー界全体が興行化の流れにある今、無料で観戦できるのはありがたい。
ってことで、その喜びを噛み締めつつ、主観的見どころを解説します。
花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するライナーズは、前シーズンでぶっちぎりの最下位。入替戦にも負け、ディビジョン1(1部)からディビジョン2(2部)に降格しました。
1929年創部、日本有数の歴史ある古豪として今の立場に甘んじるわけにはいかない。今シーズンで絶対絶対絶対ディビジョン1に復活を遂げるんだ!
プレシーズンマッチって?
12月21日に開幕の公式戦「ジャパンラグビーリーグワン」を前にする練習試合。ディビジョン(レベル)の垣根を越えて他のチームと対戦し、夏合宿を終えたチームの出来や現在の立ち位置を確認したり、新メンバーを試したりします。
ライナーズは定期戦や興行試合をするのがこの時期の恒例ですが、今シーズンのホスト戦は現在のところ全試合無料。初戦はリコーブラックラムズ(格上)に21-52の黒星、第2戦はレッドハリケーンズ大阪に40-40の引き分け。そろそろ慣れてきた3戦目はいかに。

10月12日のレッドハリケーンズ戦。前半は良かったが…。
シャトルズ戦の意味合い
「勝ち癖をつける。絶対勝つ。相手より一点でも多く。」
向井昭吾ヘッドコーチは力強く言い切ります。
ドローとなった前回のレッドハリケーンズ戦は、終了間際ボールをこぼしたところをトライされ追いつかれるという衝撃的なラストシーンだっただけに、公式戦でそんなプレーは許されません。
「前半は良いけれど、後半最後まで続けられるかが大事」と課題をあげるのは今シーズン初めてキャプテンを任されているパトリック・タファ。
チームがやりたいラグビーへの理解度を確かめることが今の段階での大きなテーマですが、そろそろ勝利して自信をつけたい。
なんといってもシャトルズはリーグワン開幕戦での対戦相手。
負けるわけにはいかない…とまではいかずとも、勝ちたいよね!やるからにはさぁ!

「今回のテーマはフィジカリティとメンタリティ」とタファ。
ライナーズメンバー
1 岡本 慎太郎
2 金子 惠一
3 三竹 康太
4 シミオネ・シュミット
⑤ パトリック・タファ
6 梅村 柊羽
7 宮下 大輝
8 野中 翔平
9 河村 謙尚
10 ウィル・ハリソン
11 アカウオラ・マヌ
12 岡村 晃司
13 ヴィンセント・セフォ
14 江川 剛人
15 雲山 弘貴
Re. 田中 健太
Re. 井上 優士
Re. 文 裕徹
Re. 松田 一真
Re. 上山 黎哉
Re. 練習生
Re. 中村 友哉
Re. 丸山 凜太朗
Re. 小林 広人
Re. 林 隆広
Re. セミシ・マシレワ
Re. 竹田 宜純
総勢27名。第1列、ハーフ団をこれまでとガラッと替えて挑みます。
オーストラリア代表キャップをもつ世界的プレーヤーウィル・ゲニアとクウェイド・クーパー、セブンズ日本代表に招集されたサナイラ・ワクァはまだ不在。
岡本慎太郎やシミオネ・シュミットなど3戦連続出場のメンバーもいる一方で、シーズン初メンバー入りとなったセミシ・マシレワ。
リザーブからのスタートで、今回注目すべき1人です。

マシレワ、待ってました!
マシレワが初のCTB起用!シャトルズ戦の見どころ
本当もう、マシレワしか勝たん!ってきゃーきゃー言っちゃいましょう。
FB、WTBを本職とするセミシ・マシレワが、今回リザーブから自身初のCTBでの出場を予定。それも13番。
「コーチから、違うチャレンジをしてみないかと打診がありました。ハマればチームの強みになるはず」と、本人は初めてのポジションに期待を寄せます。

スピードとステップを活かしたランが魅力のマシレワが、13番に。
日本代表キャップ数7の32歳。チームの中でもすっかり年長者で、FBに良い選手がどんどん集まってきている今シーズン、鳴物入りで入団した同ポジション・雲山や丸山には「ポテンシャルが高くて良い刺激。でも譲るつもりはないよ。」と公言します。
激しいポジション争いを楽しみにしながらも、みんなが心配しているのはマシレワのケガとメンタル。
ケガに悩まされていたここ数年、ゲームの感覚をつかんでゆっくり慣れてくれてええんやで…あ、でもやっぱスーパープレーでトライ取るところはみたいんやで…。期待と不安が入り混じる危うさこそがマシレワの魅力の一つなのだから。
マシレワのことばかり書いちゃってますが、チームは絶対勝利目指そうな!
ライナーズの一言
セミシ・マシレワ選手(WTB/FB)
今シーズン初出場への意気込み
「ケガしないように。まずは試合にしっかり挑んで、若手に自信をつけてあげられるようなプレーをしたいです。過去数年の中でポジション争いは1番激しいので、獲得するためにもケガしない。」
向井昭吾ヘッドコーチ
マシレワについて
「アタックといえばマシレワ。アタックの天才。今回はチャレンジをする。アタックオプションの一つになれば。テストの意味を込めて。」
岡本慎太郎選手(PR)
3試合目、手応えは。
「だいぶ慣れてきました。入団してから3ヶ月通して、選手ほとんどとコミュニケーション取れています。ラグビーもやりやすい環境。」

今シーズン入団の岡本は、京都成章高校・帝京大学出身。
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