普段、なかなか意識して目にすることがない芸術。どうやって鑑賞したらいいのか・・・という方も多いのではないでしょうか。

ご安心あれ。そんな時こそ、おもしろポイント発見のスペシャリスト、週ひが探検隊のお出ましです。

 

今回訪れたのは、24回目を迎える「東大阪市民文化芸術祭」。東大阪を中心に活動する文化芸術団体の作品や舞台を鑑賞できる祭典が、3月7日〜9日の3日間市民会館で行われていました。

絵画や書道、写真、生け花といったありとあらゆる展示作品や、民謡や合唱、ギター、ストリートダンス、詩吟など、これまたありとあらゆる舞台演目がお目見えし、訪れた人の関心を奪っていました。

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時にうっとり、時にあれやこれやとおしゃべりしながら鑑賞。

75団体・個人の展示、85団体の舞台と、市民会館で1日過ごせるほどのボリューム!さすがは50万の人口を誇る我がまちです。

そんな市民文化芸術祭を探検隊が展示中心に2時間ほどかけて回り、「おっ、なんか輝いてるなこれ!」と思う作品に多数出会いました。

その一部をご紹介するとともに、芸術祭のレポートをしたいと思います。

 

まずはこちら。ホールの階段を登ると、どどーんと大きな木の骨組みがお目見え。

IKOMA MOUNTAIN BOATS 吉川さんのカヤック出展です。

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「いやー、どうもー」と待ち構えていたかのように、満面の笑み!

「カヤックは、アリューシャン系とグリーンランド系に大きく分けられ、これはアリューシャンですね。カヤックは元々狩猟用として使われていていて・・・」と次から次へとカヤックの知識が溢れ出す吉川さん。このカヤックの骨組みは、すべて手作りなんだとか!

見た目のインパクトさと、吉川さんのカヤック愛がこもった作品でした。

 

カヤックの大きさに驚いた後は、細々さが可愛らしい紙粘土の作品にほっこり。

タイトルは「和菓子」。わんちゃんやエビがいてもアイデンティティは「和菓子」。このゴリ押し感、「和菓子」と言わざるを得ません。小さな紙粘土の中に、テーマを貫く心意気が見えてくるようです。

 

ツヤっとしたういろうがけっこう美味しそう。

ツヤっとしたういろうがけっこう美味しそう。

作者の方にお会いすることはありませんでしたが、なぜこのテーマにしたのかを聞きたいな、と思いました。

 

細やかな技を拝見していると、視界に映る鮮やかな色。

「お好きな風船をつくりますよ〜」と来場者へにぎやに声をかける、「まぎ〜マモルとマジック・バルーン座」のバルーンアート展示です。

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ひときわ目立っていたピエロ衣装。

某有名キャラクターはもちろんのこと、風船5、6個を使った大作までをも、目にも留まらぬ素早さでキュキュキュッ!っと作っていきます。

おみやげに、馬の形のバルーンをもらっちゃいました。

 

バルーンアートでわいわいしていると、ホールからアップテンポな音楽が流れてきました。

こ、この軽快なメロディーは「買い物ブギ」だ!

探検隊mihorobotの母がかつて娘の子守唄代わりに歌っていた、全く眠れないあの「買い物ブギ」じゃないですか。

ホールへ入ると、主人公のおばさんを筆頭に、向かいのおばあさんや魚屋のおっさんたちが買い物かごをくるくる回し、歌って踊りまくってます。

「買い物ブギ」のおばさんのイメージそのもの!

「買い物ブギ」のおばさんのイメージそのもの!

「オッサンオッサンオッサンオッサン」の連呼で、湧き上がる幼少期の思い出。

盆と正月が一気に来たようなにぎやかさで、舞台の住人になったかのようでした。

 

高揚した気分で再び会場をウロウロしていると、「東大阪はしぺん画教室」の体験はしぺん教室を発見。

その名の通り、割り箸を使って絵を描く体験教室が開かれていたので、さっそく挑戦しました。

「そうそう、いいわよー、そういう描き方もすごくいいのよ」って、めっちゃ誉めてくれました。

「そうそう、いいのよ〜、そういう描き方もすごくいいのよ〜」と、めっちゃ誉めてくれました。

おそるおそる、はしで輪郭を描いた後は、筆で色をつけていきます。

 

本当はイチゴが描きたかった。

本当はイチゴが描きたかった。

ぼんやりとした淡い色が半紙の上に置かれると、上手く描けなくても味のある作品になった気がします。

こうやって気軽に体験ができるのも、市民芸術祭の良いところですね。

馬のバルーンにはしぺん画、2つもおみやげができました。

 

そして、最後に大トリの特別企画を鑑賞しにいきます。

「今米緑地保存会」による、河内の誇る偉人、中甚兵衛ゆかりの品の数々です。

中でもグッと来たのは、河内の地図が描かれたこの扇子。

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よく見ると「中新開」など、東大阪の地名がびっしり。

大和川の付け替え工事の申し立ての際に、地図をあえて扇子に描き、役人に直訴がばれないようにする工夫だったのだとか。

この扇子一枚で、中甚兵衛決死の覚悟が伝わってきます。

ありがとう中甚兵衛。川は今穏やかです。

 

こうして市民文化芸術祭を終えた探検隊。数えきれないほどの展示・舞台でしたが、気軽に芸術を楽しむことができました。

芸術って、「うーむ」とうなって価値をつけるのではなく、ふとしたきっかけや、個人個人の思い入れでこんなに楽しくなるものなんですね。

こうやって自分なりの芸術を見つけていきたいなと思った、今回の芸術祭でした。

 文章・写真:@mihorobot

 

イベントデータ
イベント名:東大阪市民文化芸術祭
開催期間:2014年3月7〜9日 10:00〜17:00
開催場所:東大阪市立市民会館
主催:東大阪市民文化芸術祭実行委員会、東大阪市・東大阪市教育委員会
公式サイト:なし

 

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mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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