- Home
- ライナーズ応援日記, ラグビー
- 花園ラグビー場、東大阪市に無償譲渡合意・・・らしいです
東大阪市は今日(7月3日)に記者会見を開き、近鉄花園ラグビー場の無償譲渡を近畿日本鉄道との間で合意したと発表しました。来春4月を目処に無償で東大阪市が近鉄から譲り受けるということです。
東大阪市は2010年4月よりラグビーワールドカップ誘致室を設置し、近鉄花園ラグビー場でのワールドカップ開催を目指していました。
所有者である近鉄はラグビー場運営にかかる費用が赤字としてのしかかっており、さらに誘致のための追加投資は難しいと言われていました。
ところが今年1月、近鉄がラグビー場を東大阪市に売却するという報道が一部メディアで流れると、その後は交渉が一気に加速。
赤字を解消したい近鉄、誘致したい東大阪市の両者の違いが一致したかたちです。
しかし、ラグビー場の敷地は有償譲渡。加えて試合の誘致条件となる大型の映像設備やナイター照明なども市が整備する方針とのことで、ラグビー場の改修は莫大な費用がかかる見通し。東大阪市は大阪府と国に財政支援を要請する予定です。
今回の合意で、ラグビーのまち東大阪市がハードとしてもラグビー場を所有することになります。
しかし、ソフト部分、高校ラグビー大会やライナーズなどのラグビーコンテンツを、東大阪市が守り続けられるのかは不透明です。
写真・文:前田寛文@MaechanYK
関連した記事
花園ラグビー場裏側見学ツアーが開催 (2012年5月26日)
ジャンキーもビギナーも一緒に応援!WCT2回戦、ライナーズ対トヨタ (2014年2月10日)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。