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- 近鉄大敗!統悦が2トライも、課題多し
今回で3戦目となる、近鉄ライナーズ春のオープン戦。
6月20日(土)南港グラウンドにて行われた近鉄ライナーズ対NTTドコモレッドハリケーンズの対戦は、19-80で近鉄の大敗。「こんなにも大差がついたのは初めてだ」と両チームが驚嘆する結果となりました。
この日は、40分×3本と少し変則的。
1本目4分、22m内でテンポよく攻める近鉄のやや長いパスを、ドコモがインターセプト。先制トライを決められます。そこから主導権はドコモに。近鉄は取り返そうとアタックを試みるも接点で負け、計4トライを奪われ0-28で1本目が終了。

攻め入るドコモに必死のディフェンス。

タックルをすり抜けるキム選手。
なんとか流れを変えたい2本目も、開始早々ドコモがトライ。近鉄がボール争奪で力負けする場面が目立ちます。
チャンスに近づいたのは2本目36分。近鉄はターンオーバーのあと素早いパスでゴール間際まで迫り、新人の6萩原がトライを奪ったかに見えましたがダブルモーション。0-47で2本目が終了します。

ターンオーバー後、ゴール間際へとボールを運ぶ永下選手。

トライを試みる萩原選手。
最終ゲームの3本目、スクラムはノーコンテスト(押し合いなし)で行われます。
序盤から3本トライを奪われますが、なんとか1トライを上げたい近鉄。このまま終わらせるわけにはいきません。
中盤に差し掛かった3本目22分、再びチャンスがやってきます。ラインアウトからモールで押し込み、ボールをもった6統悦がトライ。意地の5点をつかみます。
さらに3本目30分、モールからの押し込みで6統悦が2トライ目をあげ、終盤34分にはテイラーが独走トライ。
ようやく近鉄に調子が戻りはじめましたが、試合終了。19-80で大敗しました。
「悪いサイクルにはまってしまい、立て直すことができなかった。課題は山積みです」と前田監督。

2本目のトライが決まる直前のモール。

自慢の俊足でトライを決めにいくテイラー選手。
【週ひがMVP】6タウファ統悦選手(FL)
厳しい試合展開の中で2トライをあげ、チームを引っ張ったタウファ統悦選手が今回のMVP。「2トライを奪えたのは、いつも通りのプレーができたから。相手にとらわれないように個人個人のミスを直していかないとダメですね」と統悦選手は険しい表情で語りました。
次回の春のオープン戦は、豊田自動織機シャトルズとの対戦。東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドにて6月27日(土)14:00キックオフです。
文:@mihorobot 写真:M.Yamaguchi
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