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「進撃のワクァ」が本領発揮!203cmの凄さがほんのちょっとだけ世界にバレてしまい、フランスに勝ちかけてしまう
- 2022/7/11
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- サナイラ・ワクァ, シオサイア・フィフィタ
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おそらく、いや確実に。今回のフランス代表とのテストマッチは今までより多くの人が見ていたことでしょう。だって10チャンネル(日本テレビ系列)で放送されてましたからね!
世界ランキング3位(試合後は1位)の欧州王者に歴史的初勝利を目指す日本代表。花園近鉄ライナーズからシオサイア・フィフィタとサナイラ・ワクァがスターティングメンバーとして出場しました。もう何度もお伝えしているように、
・フィフィタはすでに日本代表の核
・ワクァはまだ代表2戦目でアピールしなきゃいけない
と立ち位置が違います。フィフィタは僕らのヒーローとして、ワクァは不安な我が子としてライナーズファンは試合に挑んだことでしょう。
代表初キャップ獲得となった6/25のウルグアイ戦でのワクァは、ライナーズではあまりやらない「普通のロック」としての仕事を求められ、目立つことはできませんでした。
んが。今回は全然違います。
彼の持ち味は、巨体に似つかわしくないスピード。そしてスピードから想像もつかないパワー。やってくれました。
キックオフ直後のマイボールラインアウトからボールを持つと、1回目の突進で相手ディフェンスを後退させます。
ボールを持たない時も役割を果たします。ラックになれば懸命に押し、ディフェンスでもしっかり止めて及第点。
後半はアタックでさらに目立つシーンが増え、ボールを持てば必ず前進させるハイパフォーマンス。日本テレビの実況では「進撃のワクァ」と、コアなライナーズファンの間での愛称が叫ばれるほど。後半半ば、交代時には国立競技場を埋める57,011人の大観衆に大きな拍手で送られるようになっていたのです。
しまった、ワクァが全世界に見つかってしまった。
6月25日にアピールできず、次週7月2日のフランス戦でメンバー外になった際。ファンからは
「もうチャンスは回ってこないんではないか」
という不安も聞こえました。たしかに同ポジションの他のメンバーと比較すると、4番手より下の位置付けと思われても仕方がない実績です。しかし、再び巡ってきたチャンスをしっかり掴んだのは、紛れもなくワクァ自身の実力です。これで、秋の日本代表メンバー入りも視野に入りました。
ギャラリー
撮影:KRPU 渡辺隆夫
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