メーカーなのに流通しないって、じゃあどこで売ってるんだ!?
一風変わった、荒本に大阪営業所を構える高級革靴メーカー「株式会社コージ製靴」。
商品が市場に出ない代わりに、年4回の自社セールや百貨店での催事、ECサイトでの販売に限定して良い靴を売るトガッた企業なのです。
大阪営業所では10月1日(土)〜10日(月)にセールが開催されます。
週刊ひがしおおさかでは度々取材を行って来ましたが、知れば知るほど不思議な企業。
今回は千葉県松戸市にある松戸本社へ出張取材し、革靴への情熱をこの目で確かめてきました。
新潟に製造工場をもち、「マッケイ製法」「グッドイヤーウェルテッド製法」と呼ばれる本格的なつくりの高級紳士革靴をつくるコージ製靴。
関東の拠点、そして倉庫としてここ松戸から革靴文化を発信し続けています。
1989年に創業して以来、OEMとして年間30万足を製造する大規模な事業を行っていた同社。
「昔は有名ブランドの靴を大量に作ったりしていたんだけど、やめたの。もうやんなっちゃって。大変でしょ。」と同時の苦労を冗談混じりに話すのは、創業者の吉田興治社長です。
時代の流れは、海外の製造メーカーとの価格競争に。
そこで社長は一大決心し、自社での販売に特化する方向へと舵を切ります。
もともとOEMで培ってきた技術と職人を活かし、「手作りの高級革靴」へ路線をシフト。自社ブランドを立ち上げます。
販売方法も見直し、直接ユーザーの声が聞ける自社セールや百貨店での催事販売を中心に。
「自社販売限定だから、メーカーなのに流通しない靴を作ってるの。なかなか良い言葉でしょ。記事のタイトルに使っていいよ(笑)」と吉田社長。市場の第一線でガンガン走ってきた男のネクストステージは、なんだか楽しそう。
そんな自社セール、直販だけあってかなり安い。セールによっては95%オフになることも。
「安かろう悪かろうじゃなくて、高品質で付加価値があるっていうのがうちの強みなんだよね。直販で安くできる分、地元に還元できて喜んでもらえるし」と独自で切り開いた道に情熱をもつ吉田社長。
新たな取り組みとして、ここ2年ほどでLINEやSNSを活用したWEBマーケティングの領域にも進出しています。紙媒体のダイレクトメールや新聞折り込みのセールチラシから、徐々にWEB広告へ。
会場ごとに公式LINEの会員を抱え、その数約3万人。セール時には1週間前にLINEで告知し、興味のある層に直接届くよう仕掛けています。
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革靴を軸に、時代に合わせてどんどん手法を変えるコージ製靴。
あぁ松戸まで行って良かった。聞いた話と帰りに食べた鰻の味は忘れません。
さて、東大阪へ話題は戻り。
「秋の灼熱ファミリーセール」と題し、10月1日(土)〜10日(月)まで荒本の大阪営業所にてファミリーセールを開催。土日を2回挟みます。
最大95%オフの高級革靴にカジュアルシューズ、カラーオーダーシューズ、訳ありジャケットやスラックスなど、メンズ向けのアイテムが揃います。
なお東大阪市が総力をあげて推進する「東大阪市キャッシュレスdeハッピーポイントキャンペーン」にも対応。
この企画のためにセール日時を変更する気合いの入れようです。
場所は東大阪市役所の北側、荒本北3丁目。
コージ製靴の仕組みと挑戦を知ったからには、行くしかない!
■コージ製靴 秋の灼熱セール
日時: 10月1日(土)〜10日10日(月)各日10:00〜18:00
開催場所:大阪府東大阪市荒本北3-4-2 コージ製靴大阪営業所
電話番号:06-6748-7161
駐車場: 土日のみ有り、平日は近くのコインパーキングにて(一律300円をコージ製靴にて負担)
アクセス:荒本駅から徒歩8分
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