NPBでも3度だけ?!関西独立リーグの06BULLS対堺シュライクス戦で「準完全試合リレー」という珍しい記録が誕生
こんにちは、巨人ファンのホッケー梶間です。
今年のプロ野球(NPB)も大詰め。どのチームが優勝するのかや村上宗隆選手のホームラン数の行方も気になりますが…。
今シーズンのNPBといえば完全試合が1度、ノーヒットノーランは5度も達成しています。通算では完全試合は16度、ノーヒットノーランは98度達成。
今日お伝えするのは、もしかするとこの記録よりもすごいのかもしれません。NPBでは過去に3度しか達成がない「準完全試合リレー」というものです。
そもそも完全試合は、打者を1人も出さずに1人の投手が完投すること。ノーヒットノーランは、四死球やエラーでランナーを出すもヒットを打たれずに1人の投手が完投することを言います。
今年話題となったのは、28年ぶりに完全試合を達成した佐々木朗希投手。
週刊ひがしおおさかでは今年、関西独立リーグに所属し東大阪市の花園セントラルスタジアムをホームとする「06BULLS」のホーム戦を全試合ライブ配信しています。
関西独立リーグには06BULLSの他に、堺シュライクス、和歌山ファイティングバーズ、兵庫ブレイバーズが所属しています。
その06BULLSの試合でかなりレアな記録が生まれたのです。ちなみに達成した側じゃなくて、達成された側なんですが…。
試合映像はこちら↓↓
記録が生まれたのは、2022年9月6日。06BULLSvs堺シュライクス戦です。試合は0-10で堺シュライクスが勝利。スコアの通り、06BULLSの完敗なのですが、なんとこの日は安打が0、ノーヒットだったのです。
堺シュライクスのピッチャーは完封ではなかったのですが、4投手での継投でノーヒットノーランを達成。しかし、ここでは終わりません。野球は3アウト×9回なので、完全に抑えると27人で終わります。この試合では3つの四死球がありましたが、06BULLSの盗塁死や併殺打があったため、終わってみれば打者は27人でした。
このことを「準完全試合リレー」と呼ぶそう。もちろん関西独立リーグでは初の記録で、NPBでも過去に3度しか達成がありません。
ちなみに関西独立リーグでのノーヒットノーランは、2020年に堺シュライクスの河内山拓樹投手が記録しています。
ビックリしたのが、かなりすごい記録なはずなのに堺シュライクスの選手たちは全然よろこんでいなかったこと。いつもの勝利した試合同様、ハイタッチのみでした。実はそんなにすごくないことなのか…?気づかなかっただけなのか…?試合後にインタビューすればよかったと後悔。
今シーズンの関西独立リーグは、圧倒的な強さを見せた堺シュライクスがすでに優勝を決めています。年間各チーム48試合行い、残りはわずか。順位は以下の通りです。
順位 | チーム名 | 試合数 | 勝利数 | 敗戦数 | 引き分け数 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 堺シュライクス | 45 | 34 | 9 | 2 | 優勝 |
4 | 06BULLS | 42 | 18 | 22 | 2 | 14.5 |
3 | 和歌山ファイティングバーズ | 44 | 18 | 24 | 2 | 1.0 |
2 | 兵庫ブレイバーズ | 43 | 13 | 28 | 2 | 4.5 |
06BULLSは現在2位。昨シーズンは最下位に終わってしまっているため、なんとしても2位でフィニッシュしてほしい。奮起を促すためにもこの記事を書かせてもらいました。
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