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- ライナーズ泥沼の5連敗もFWの踏ん張りで底は見えたか?「前半は戦えた」で終わらせないために何を残していくのか
こんなにも辛いシーズンは初めてだ。
ジャパンラグビーリーグワンにて戦う我らの花園近鉄ライナーズは、今季から最高峰のディビジョン1に昇格。かっこいいライナーズスタイルを、強豪相手に見せてくれるはず、だったのですが先週までで開幕4連敗と精彩を欠きます。
負けても接戦なら…、いやちょっとでもいいところがあれば「よくやった」とも言えるのですが、残念ながら特に直近2戦は70失点以上を喫し、ラグビーをよく知らない人からも
ライナーズってめっちゃ弱いねんな
と言われる始末。
悔しいですが、何も言い返せない日々です。
そんななか2023年1月22日(日)、日本最強との呼び声も高いタレント集団、東京サントリーサンゴリアスと対戦。
直前に本拠地花園でミニ合宿を張るなど、気合十分のライナーズでしたが、結果は10-51。前半は10-18と希望を見せてくれましたが、後半は前半の疲れが見え、ライナーズのミスを全て得点につなげるサンゴリアスの凄みを体感した試合でした。
先制トライはライナーズ。12岡村のセンスあふれるインターセプトからのトライで7-0とすると、花園のスタンドのボルテージはマックスに。そりゃそうだ、今年始めてライナーズがライナーズらしい姿を見せたんですから。
トライ後も、今までと違い前に出てディフェンスをするライナーズ。今季初スタメンの10吉本がディフェンス時によく前に出て相手の動きを止めます。
同じく、新加入の4村田とやっと帰ってきた8ジェドもタックル、ブレイクダウンともによく働き前節までのようにソフトに前進されることはありません。
なんとか止めながらも、2トライを許し前半は10-18。まだまだ希望のある点差で後半に入りますが、特に大きくない選手たちのスタミナは残っていませんでした。
前半からずっとディフェンスをし続けていたせいか、如実にプレー精度が悪くなるライナーズの面々。結局サンゴリアスは80分間で合計7トライ。これまでほどではないけれど、これまでと同じく逆転の糸口すら見えない敗戦となりました。レベルが、格が全く違う。
怒涛の5連敗。けが人が多いから勝てないと言っていた、開幕から2戦が懐かしさすら感じる「帰ってきても勝てねぇじゃん」という結果にプライドはズタズタ。かっこいいラグビーをこのまま継続するのか。なにか改善点を探し続けて理想は一旦横においておくのか。決断が迫られます。
しかしようやく弱さが底を打ったとも言えます。サンゴリアスが若手中心のメンバーだったとは言え、前半は互角。スクラムは勝利するシーンも多く、大きすぎる課題だったモールディフェンスもこの日は耐えることができました。ボールの支配率やエリアはよくありませんが、全てが1週間で改善するなんて考えられません。
現状をどう分析し、何を捨てて何を拾うのか。
6節からの交流戦でのメンバーに注目が集まります。
ようやく、目鼻が立ってきたライナーズ。これがあと1ヶ月早ければとも思いますが、反転攻勢に期待しましょう。
週刊ひがしおおさかでは、試合の日の22時からTwitterのspaceで試合の振り返りを実施。
今回は話題に出た選手の中から投票で週ひがMVPを決めちゃいました。
#花園近鉄ライナーズ#WeAreLINERS#週ひがMVP
2023年1月22日vsサンゴリアス戦
惜しくも破れましたが、あなたが選ぶライナーズのMVPは?— 週刊ひがしおおさか⚡️(1/16は情報ノーサイド) (@w_higa) January 22, 2023
僅差でジェド・ブライン選手がMVPに。でも、ジョシュア・ノーラ選手と一緒に2人がMVPでいいですよね。
ジェド・ブラウン選手は前述の通り、相手の動きを止める密集での働きが光りました。
ジョシュア・ノーラ選手はいつもどおりの一生懸命さが、ファンの心を打ちました。
他には、ベン・トゥーリス選手や村田毅選手など、主にFWを称える意見が多数よせられました。
次の試合は、1月28日(土)秩父宮ラグビー場で東芝ブレイブルーパス東京と。12時キックオフです。
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