東大阪市をホームタウンとし、今季からJ3リーグを舞台に戦うFC大阪。先週の開幕戦では先制し、ラスト5分までリードしていたもののまさかの逆転負け。Jリーグの洗礼を受けました。
第2節は3月12日(日)、アウェイ・ユニリーバスタジアム新富でテゲバジャーロ宮崎(以下、宮崎)と対戦。結果は1-0で勝利し、J3初勝利を挙げました。
前節からスタメンをDF齊藤隆成→DF舘野俊祐に代え、臨んだ第2節。
JFL(日本フットボールリーグ)時代にも宮崎とは5度の対戦があり、3勝2敗でFC大阪が勝ち越しています。宮崎がJ3に参入を決めた2020年シーズンも4-0で勝つなど、相性は良い相手。
前半、高い位置で宮崎にプレッシャーをかけ、FC大阪が攻め込む時間帯が続きます。なかなか決定的なチャンスが作れない中、迎えた前半38分。自陣のボール回しからDF美馬和也が前線にロングパスを送ると、抜け出したFW古川大悟がグラウンダーのセンタリング。これをゴール前にいたFW島田拓海が落ち着いて決めて、2試合連続の先制ゴールを挙げます。
その後も再び猛攻に合うFC大阪。DF陣の身体を張った守りやGK永井建成のファインセーブでゴールを死守します。
コーナーキックはFC大阪の1本に対し宮崎は8本。特に後半は7本のコーナーキックがあり、開幕戦のような失点が脳裏をよぎります。前節は1点を守りにいっての逆転負けでした。
「前節は自分たちの時間が作れなかったので、勝っているときこそ自分たちのサッカーをしようと心がけました」と、先制ゴールの島田。
猛攻を守りつつ、自分たちの形でチャンスも作ります。しかしスコアは動かず、後半アディショナルタイム(5分)へ。
この試合では最後まで集中力高く先制点を守り抜き、1-0でJ3初勝利を挙げました。
ここ2試合を通してホッケー梶間の印象は、やはりJFLとJ3ではパススピード、フィジカル、シュート力など全てにおいてレベルが違うと感じました。まだ開幕して2節で、FC大阪としてはこれにまだ慣れておらずパスミスやクリアミスなど、修正する部分が多くあります。
次節はホーム花園開幕戦。FC大阪のファンだけでなく、東大阪でのJリーグを楽しみに観戦に来る人も多いでしょう。ここで1人でも多くファンになってもらえるような試合を見せてほしい。
ホーム開幕戦は3月18日(土)。東大阪市花園ラグビー場で、いわてグルージャ盛岡と対戦(14:00K.O.)します。
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