実は昔から多いんです、虫歯。
そのため念入りに歯磨きする習慣が身についていて、歯ブラシは1ヶ月足らずで広がっちゃう…なんて悩みを持つ記者ミホロボットです。
いやでも私みたいな人多いですよね、多分。
なんとかならんもんかなぁと思っていた矢先、こんな歯ブラシを知りました。
天然素材100%の使い捨てない歯ブラシで、メンテナンスサービス付き
…こ、これは!!
もしかして求めていたやつ…!
名称は「turalist(チュラリスト)」。
柄にブナの木を使用し、毛は馬毛。天然素材100%、脱プラスチックの歯ブラシです。
衛生面も抜かりなく、エゴマ油でコーティングして殺菌処理。徹底して素材にこだわっています。
プラスチックと違って長持ちし、使うたびに毛が摩耗し馴染んでくるのが特徴。
良いものを長く使えて、環境にも優しい歯ブラシなのです。
2021年に販売開始し、翌年9月からは世界初のメンテナンスサービスをスタート。
洗浄や殺菌、ブラッシングなどをおこなってくれます。
さあ、気になるお値段はなんと…2,200円(税抜)!
「いくらなんでも高すぎる」なんて声が聞こえてきそうですが、百聞は一見にしかず。
歯ブラシにはうるさいミホロボット記者が、しばらく朝・晩使ってみました。
ファースト・ミーツturalist!
プラスチックストローが紙ストローに変わった時のような違和感はなし。木の優しい舌触りで、ザラザラもしていません。
毛が斜めにカットされており、口の奥まで届きやすい構造です。
うん、うん。思っていた以上に磨きやすい。
2週間ほど続けてみたところ、毛の広がりはほとんどなく、日に日に歯にフィットして馴染みが良くなりました。
あと高いのでなんとなく「大切に使おう」という気持ちにもなります。
プラスチックの歯ブラシの寿命は平均1ヶ月。turalistなら半年、メンテナンスをすれば約1年はもちます。もちろん個人差はありますが。
普段1ヶ月に2回歯ブラシを替える自分としては、
プラスチック 12ヶ月×2回交換×150円(歯ブラシ代)=3,600円
と考えれば、turalist1本2,200円で半年+メンテナンス1,100円でもう半年。3,300円。
対して高く感じない、いやむしろ環境にも良いという付加価値がついて、お得とさえ感じます。
「メンテナンスサービスを開始してから、売れ行き好調です」と話すのは、開発者の村中克(かつ)さん。
もともと歯ブラシの柄などをつくるプラスチック成形加工企業を営んでおり、プラスチックごみ問題が叫ばれる今何かできることはないかと数年前から脱プラ歯ブラシの開発に注力してきました。
廃業寸前だった植毛加工企業と手を組み、技術と職人を継承した「株式会社プラス」を設立。turalistの製造販売を手掛けます。
50年前から使い続ける植毛機械で、天然毛を天然素材に植毛。
柄は木工職人にオーダーしており、植毛機械を使える職人がいて初めて成り立つため、現在月産150個と少量生産です。
丁寧な職人技とエコロジーな製品は現在評価され、東大阪ブランドや大阪府知事認定の大阪製ブラントに認定されました。
「環境に良いと言ってもちっぽけなことなんですが、ぼく自身この事業に携わることで朝ゴミ拾いをするようになりました。そういうアンテナを立ててくれる人を増やしていきたいですね」と、村中さんは希望を見出します。
さて、ネットショップを中心に販売しているturalist。
本体、メンテナンスサービスともbaseにて販売中です。
お買い求めはこちらから→ https://nhes8739.base.shop/
さらに3月15日(木)〜21日(火・祝)阪神百貨店でも期間限定イベントで出店します。お立ち寄りを。
ということでメンテナンスサービス付き歯ブラシ、使ってみたらめっちゃ良かったです。1本の歯ブラシがエコを考えるきっかけになるかもしれない。
■株式会社プラス
住所:577-0827 大阪府東大阪市衣摺2丁目16-16
電話番号:06-4309-5585
販売サイト:https://nhes8739.base.shop/
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