【主観的見どころ解説】シーズン初戦はジェラシーたっぷりあのライバルと!花園近鉄ライナーズvsリコーブラックラムズ東京

   

ついにやってきた、ラグビーシーズンがッ!
東大阪市花園ラグビー場を拠点とするラグビーチーム・花園近鉄ライナーズは12月から始まる公式戦を前に、練習試合期間(かっこよく言うとプレシーズンマッチ期間)に入ります。
初戦は10月5日(土)、リコーブラックラムズ東京との対戦。
週刊ひがしおおさかでは、東大阪のみなさんに少しでもライナーズを好きになってもらえるよう試合の見どころをわかりやすく、テンション高めにお伝えしていきます。

花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するライナーズは、前シーズンでぶっちぎりの最下位。入替戦にも負け、ディビジョン1(1部)からディビジョン2(2部)に降格しました。
1929年創部、日本有数の歴史ある古豪として今の立場に甘んじるわけにはいかない。今シーズンで絶対絶対絶対ディビジョン1に復活を遂げるんだ!

プレシーズンマッチって?

公式戦のリーグワン開幕は12月21日。その前に他の色んなチームと対戦して、夏合宿を終えたチームの出来や現在の立ち位置を確認したり、新メンバーを試したり。本格的なシーズン前の練習試合として位置付けられています。
ライナーズは定期戦や興行試合をするのがこの時期の恒例。

レベルズとの定期戦を夢見ていた時もあった。

ブラックラムズ戦の意味合い

今回のリコーブラックラムズ東京戦は、毎年開催している定期戦に当たります。何回やってるかわからないくらい毎年やってます。
プレシーズンマッチ初戦にして、敵地の東京世田谷リコー総合グラウンドでの開催。まあそれはよくあることですが、観戦可能なのはブラックラムズのファンクラブ会員のみという難易度の高さ。おまけにライブ配信や動画配信などもなし。
もう全然現地の様子わからないんじゃ…と絶望するのはまだ早い!
週ひがが現地へ出向きしっかり現場の様子を取材してきます。

強さで言うなら、ブラックラムズはディビジョン1。格上にあたります。つい5〜6年前くらいまで同じ立ち位置にいたはずなのに、すっかり抜かれてしまった古くからのライバルです。
でもでも聞いて、昨シーズン公式戦最下位のライナーズが、唯一勝利した相手がブラックラムズ。
相手からすれば悔しいに決まってる。練習試合なので勝ち負けにはこだわりませんが、バリバリ意識はしている。そんな相手。

昨シーズンの定期戦は花園にて。ライナーズは29-36で敗北。

ライナーズメンバー

1 井上 優士
2 上山 黎哉
3 文 裕徹
4 シミオネ・シュミット
5 パトリック・タファ(キャプテン)
6 村田 毅
7 宮下 大輝
8 梅村 柊羽
9 人羅 奎太郎
10 ウィル・ハリソン
11 ヴィンセント・セフォ
12 岡村 晃司
13 ティモ・スフィア
14 江川 剛人
15 雲山 弘貴
Re. ネスタ・マヒナ
Re. 岡本 慎太郎
Re. 金子 惠一
Re. 松田 一真
Re. ラタ・タンギマナ
Re. 野中 翔平
Re. 石浦 大貴
Re. 河村 謙尚
Re. 丸山 凜太朗
Re. アカウオラ・マヌ
Re. 小林 広人

向井昭吾ヘッドコーチ曰く「シーズンの最初から動き出したメンバーを中心に」編成。控えを入れて総勢26人が出場予定です。
これまでライナーズを見てきた人たちはすぐ違和感を抱くでしょう。9と10のハーフ団にウィル・ゲニアとクウェイド・クーパーがいないことに。
今季すでにチームに合流こそしていますが、入団してはや5シーズン。彼らの実力を試すことはもはや不要でしょう。
怪我から復帰した人羅奎太郎と新加入のウィル・ハリソンがその位置に入り、ハーフ団をさらに強固なものへ推し進める準備をします。
そして試したくなるよね、鳴物入りの選手たちを!前サンゴリアスの注目株・雲山弘貴とU20日本代表の経歴を持つ丸山凜太朗もメンバー入りし、見たい選手が全部出てきて初戦からパレード状態です。

「どこにボールを運ぶかをわかってくれる。ぼくがウィングならやりやすい(向井HC)」とベタ褒めされる雲山。

ジェラシーが止まらない!見どころ

7月から始まったチームの成長度合いに重きが置かれます。なんといっても合宿明け初めての試合。
そんな中でも、新メンバー雲山・丸山の才能に酔いしれてほしい。
「(新加入の選手は)スタンダードがうちより高い。彼らに近づいて彼ら以上を目指さないと他の選手は出場できない」と向井ヘッドコーチのお墨付きです。
そんな大型BKをさっそく惜しみなく使っちゃうなんて贅沢!と一瞬思ったりしますが、選手層が厚いのはありがたい。まずはこの2人に注目を。
あとゲーム的には古くからのライバルとの定期戦ってところが燃えるポイント。
前ライナーズのマイケル・ストーバーグが相手のリザーブに入っており、一層メラメラします。
ゲームキャプテンになったり時期キャプテンを匂わせていた彼がライバルチームに移籍したときは、ジェラシーの塊でしたとも。
そんな個人的遺恨を残す選手が相手チームにいる・・・ライナーズさんお願いします!どうか、どうかストーバーグに「良いチームになったな、移籍しちゃってもったいなかったな」って思わせたってください!
興奮してしまいましたが、そんな2つのポイントを押さえておけば問題なし。

2016-20在籍していたマイケル・ストーバーグ。ライナーズ在籍時は「ストーバー”ク”」だった。

ライナーズの一言

向井昭吾ヘッドコーチ
短期的な目標をビシッと。
「5月が勝負。ディビジョン2をしっかり勝ち進んで、確実に優勝する。入替戦で落ちないベースを作って上がって、次のシーズンは入替戦をしないチームになるのがターゲット。」

パトリック・タファ選手(キャプテン)
今シーズンよりキャプテン就任。
「ディビジョン2で圧倒できるように。ディビジョン1から落ちたところでマインドセットも落ちてしまったので、もう一度ディビジョン1で戦えるマインドを培わないと。昨シーズンの公式戦はリコーにしか勝てていないので、もう一度勝って自信をつけたいです。」

雲山弘貴選手
ライナーズ移籍について。
「幼い頃からラグビーをしていて、試合出てない=価値が下がっているという考えでした。ここへ来ると必ず出られるというわけではないですが、そういう気持ちで自分の価値を上げていきたいと思いライナーズへ。」

ライナーズを愛してくれてありがとう、タファ!

さあ今シーズンの幕開けだ。GO LINERS
Youtubeでも見どころ解説してます。見てね。

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mihorobot

mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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