【FC大阪】「生駒山ダービー」を制して4位に浮上!奈良クラブとの通算対戦成績は7勝6分6敗に

   

東大阪市をホームタウンとするFC大阪。2024年10月13日(日)、2024明治安田J3リーグ第32節が行われ、ロートフィールド奈良にて奈良クラブと対戦しました。結果は1-0で勝利。ここまでの成績は12勝12分8敗勝点48、現在の順位は4位です。

ライナーズファンにもお馴染み?のロートフィールド奈良(鴻ノ池陸上競技場)。Jリーグ基準に合わせるために、今季から照明がつきました。

スポーツでよく耳にする「ダービーマッチ」。同じ地域に本拠地を持つチーム同士の試合のことを指します。サッカーでよく使われ、大阪ではJ1のガンバ大阪とセレッソ大阪の「大阪ダービー」が有名でしょうか。

FC大阪にもダービーマッチが存在。東大阪市の隣、奈良に本拠地を置く奈良クラブとの一戦です。奈良クラブとは地域リーグ時代から対戦があり、JFLからJ3に上がった時期も同じのライバル。同じ地域ではありませんが、昔から切磋琢磨してきた仲で、ホームタウンが生駒山を挟んで向かい側のため、「生駒山ダービー」と呼ばれています。記録のあるJFL時代からの通算対戦成績は6勝6分6敗と互角。7勝目を先にどちらが取るのか注目されました。今季のホーム(花園)で対戦した際は0-0の引き分け。

ダービーということもあって、選手たちも「奈良クラブだけには負けられない」と試合前から気合十分。試合内容も白熱し、お互いに攻守で好プレーが連発でした。

ホームと同じくらいゴール裏にファン・サポーターも集まった。

試合の主導権を握ったのはFC大阪。FW増田隼司を中心に、高い位置でのプレスから相手ボールを奪い、チャンスを作ります。しかし、最後のセンタリングが合わなかったり、相手GKの好セーブに阻まれ得点は奪えません。

今季の途中からスタメン出場が定着した増田。この試合はMVP級の活躍だった。

一方の奈良クラブも徐々に自分たちのスタイルを取り戻し、チャンスを作ります。ゴール前まで攻め込まれ決定機を作られますが、FC大阪の守護神・永井建成の好セーブでこちらも得点を許さず。スコアレスで試合を折り返します。

ハイボールをキャッチする永井。

後半もFC大阪のペースは変わらず。選手交代をしながらチャンスを伺います。
試合が動いたのは後半13分。増田が自陣で相手ボールをカットすると、そのまま一気にドリブルで敵陣へ。

「カウンターが有効になると思っていた」と、良い形で相手ボールを奪った増田。

最後は増田がスルーパスを出し、抜け出したFW古川大悟が落ち着いて決めてFC大阪が先制します。

古川はチームトップの5ゴール目、増田はチームトップの4アシスト目となりました。

ゴールを決めてゴール裏のサポーターの下に駆け寄る古川。

その後は奈良クラブの猛攻にあいますが、持ち味の堅守でゴールを割らせず。1-0で勝利し、今季2度目の生駒山ダービーを制しました。また、この勝利により、順位は4位に浮上しています。

試合後の記者会見で大嶽直人監督は、「ダービーではあったが、我々にとっては1つの試合。目の前の試合を勝利して、J2昇格圏内に入るだけ」と話します。2位以内に入れば自動でJ2昇格、6位以内に入ると昇格のプレーオフに進出です。

次節は10月19日(土)、ホーム・東大阪市花園ラグビー場にてギラヴァンツ北九州との対戦します。13:00キックオフ。ダービーに勝利した勢いで、このまま3連勝だ!

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ホッケー 梶間

ホッケー 梶間

投稿者プロフィール

山口県出身。
大学生のときに大阪にやってきました。
高校からホッケーを始め、現在もやっています。
なのでホッケー梶間です。
10chとYouTubeを見て生きています。
食べに行ったお店の中で1番カロリーが高そうなものをだいたい注文します。

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