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【主観的見どころ解説】花園近鉄ライナーズvs日本製鉄釜石シーウェイブス 河村、片岡、マシレワ参る!メンバー大幅入れ替えで初勝利をつかめ!
辛い冬が続く。
ディビジョン2での無双を期待していたものの、開幕戦から0勝1分2敗と未勝利のライナーズ。
ディビジョン1復帰どころか下位入替戦に回る危うさすら感じさせる中、踏ん張りどころの第4節を迎える。
相手は現在1勝2敗の日本製鉄釜石シーウェイブスだ。前節清水建設江東ブルーシャークスに勝利し波に乗っている。
1月25日(土)、ハワイアンズスタジアムいわきでのビジター戦に挑む。
頼む、まずは1勝してくれ!

シーウェイブスとの最後の対戦は2022年のリーグ戦。釜石鵜住居復興スタジアムにて12-98でライナーズが圧勝した。
花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するライナーズは、前シーズンでぶっちぎりの最下位。入替戦にも負け、ディビジョン1(1部)からディビジョン2(2部)に降格した。
1929年創部、日本有数の歴史ある古豪として今の立場に甘んじるわけにはいかない。今シーズンで絶対絶対絶対ディビジョン1に復活を遂げるんだ!
シーウェイブス戦の意味合い
シーズン初勝利がどうしても見たい。その一心で、関西から超遠方の福島まで足を運ぶファンも多いだろう。
星勘定での「ここには勝てるだろう」では勝利はやってこない。そうやって前節まで勝利を逃してきた。
辛く険しい道だが、「失うものは何もない。一試合一試合出し切って勝ち点5を取りにいくのが目標」と、向井ヘッドコーチは未来を示す。
ホストゲームのない1ヶ月を過ごす中、バイウィークの先週から積み上げてきたことは規律とディフェンスの徹底だ。
取材に訪れたゲーム2日前の練習でも、ディフェンス練習に時間を割き細部の確認をしていた。
規律の乱れを修正し、自分たちのラグビーを見せつけて勝ち点5の完璧な勝利を!

前節花園での初勝利を飾ることができなかったライナーズ。次こそは…と誰もが願う。
ライナーズメンバー
1 岡本 慎太郎
2 金子 惠一
3 三竹 康太
4 ジェームス・ブラックウェル
5 シミオネ・シュミット
6 ミッチェル・ブラウン
7 宮下 大輝
8 野中 翔平
⑨ 河村 謙尚
10 クウェイド・クーパー
11 片岡 涼亮
12 パトリック・ステイリン
13 トム・ヘンドリクソン
14 木村 朋也
15 セミシ・マシレワ
16 松田 一真
17 井上 優士
18 文 裕徹
19 サナイラ・ワクァ
20 アキラ・イオアネ
21 人羅奎太郎
22 ウィル・ハリソン
23 ティモ・スフィア
前節からメンバーを大幅にチェンジした。
今季公式戦初出場となるのは、怪我から復帰したステイリン&片岡をはじめ、新加入のミッチェル、ゲームキャプテンの河村。リザーブでは井上、ティモの計6名だ。
11, 14, 15のバックスリーを攻撃的なメンバーでそろえ、フィニッシュの要とする。
安定したプレーを見せていたFB雲山に代わり、マシレワが入ることでより鋭いアタックゲームとなることを期待する。

マシレワは開幕戦以来の出場となる。
ムードを一新、再出発しようぜ!シーウェイブス戦の見どころ
お伝えしたように、メンバーをガラッと変え臨む今節。今季公式戦初出場の選手に注目したい。
公式戦は昨季の入替戦以来の出場となる片岡が、チームのコミュニケーションを円滑にする。

練習中も切れ味抜群のランとボールへの嗅覚が輝いていた。
「ディフェンスは昔からできるし、トライを取り切ることとサポートを諦めない選手」と向井HCは評価。
当の本人は、「今は木村がD2のトライ王に近いんですかね(※)。彼はトライをとってもらって、僕はタックルをがんばります」とクールな口ぶりで話す。
クーパーと阿吽の呼吸でのコンビネーションにも注目だ。
※2025年1月23日時点でディビジョン2でのトライ数ランキング2位。
キャプテンのパトリック・タファの復帰が待たれる中初めてゲームキャプテンを務める河村は、「勝てていない状況ですが、復帰や今シーズン初めてのメンバーもいてエナジーが高まっています。ぼくもその中の1人。チームに元気与えたい」と意気込む。
若手選手がゲームキャプテンを務めることは将来のライナーズにとって糧となるだろう。

河村ゲームキャプテン、練習終了後のグータッチ。
雰囲気をリセットし再び発進。
悪い流れを断ち切り、ライナーズを勝利へ導いてくれ!
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