ラグビーワールドカップイングランド大会をで大活躍した日本代表。その功績を称え、東大阪をゆかりとする2名の選手に市長賞詞(※)が授与されました。
その2名とは、我らが東大阪市花園ラグビー場を拠点とする「近鉄ライナーズ」所属のトンプソン・ルーク選手。そして、東大阪市出身で「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」所属の木津武士選手。
贈呈式が行われたのは11月9日(月)。午前10時前、市庁舎正面で職員・報道陣が選手の登場を待ち受けます。木津選手、トンプソン選手が日本代表公式のスーツで到着すると、大きな拍手とカメラのフラッシュでお出迎え。
贈呈式では、市長としばし歓談。「布施ラインシネマで行われたワールドカップのパブリックビューイングも、とても盛り上がりました」との市長の言葉に、二人は笑みを浮かべます。
小阪中学校出身の木津選手は、「中学時代は大阪大会・近畿大会優勝を経験し、ラグビーを続ける大きなきっかけになった時期です。9年間やってきた相撲をやめるくらい、ハマりこみました」「僕は地元で出られたら死んでもええくらいの気持ちで挑みます」と過去、そして2019年のラグビーワールドカップに向けて意気込みを見せました。
「ラグビーは今とてもチャンス。どんどん人気を作りたい」というトンプソン選手は、「僕は(次の大会は)無理です。でもバックスタンドから応援する」と明るく日本代表引退宣言。しかし、ライナーズではまだまだ現役、これからの活躍に期待です。
さて、これで終了…ではなく、この日は近鉄ライナーズの表敬訪問も行われました。ジャパントップリーグ開幕直前に、毎年恒例となっている報告会です。
前田隆介監督、豊田大樹キャプテン、そして引き続きトンプソン選手が参列しました。
「日本代表に負けないよう、気迫のあるプレーをしていきたい」と前田監督。気になるのは、南アフリカから入団するダミアン・デアリエンディ選手について。開幕戦で出場する可能性は「今日チームに合流しました。コンディションを整え、様子を見て考えていきたい」とのこと。
終わった戦いの栄誉、そしてこれから始まる戦いの決意。2つの思いが市庁舎で交差した日となりました。
ライナーズの開幕戦は11月14日(土)、Honda HEATとの対戦。2019年に向け、まずはトップリーグを盛り上げよう!そう決意した記者でした。
※市長賞詞は「東大阪市民に深い感動を与え、市の施策に大きな貢献をした者に対して市民の栄誉と喜びとして称えるもの」(東大阪市公式サイトより)。過去の受賞者には、東大阪市・英田出身の元ラグビー選手・現京都産業大学ラグビー部ヘッドコーチの元木由記雄氏も。
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