<東大阪スイーツ図鑑 #39> 栄寿堂 〜ゲンコツ大!安くてうまい「栄寿堂」の特大おはぎ〜
「若江岩田のおはぎ」といえば「栄寿堂」。朝10時の開店と同時に行列ができ、昼過ぎには完売。一時のブームではなく、若江岩田での創業以来ずっとこの状態です。行列が絶えないその理由を、徹底調査してきました。
■ロングセラーのそのワケは
取材に伺った午後1時過ぎ。やっぱり行列ができています。
すでに残り少ないおはぎ。きな粉や桜もちなど、売り切れになっている商品もあります。
写真を撮っている記者の横で、次々と売れていくおはぎ。
あれよあれよという間に残りわずかとなり、最後に来たお客さんが「残りの分全部」とオーダーすると、15時を回るまでに完売しました。「飛ぶように売れる」とはまさにこのことです。
「店で出してる商品は、すべてその日の朝に作っています。」と話すのは、2代目店主の那須敦史さん。初代店主のお父さん、お母さん、奥さんと一緒に家族で営みます。
創業三十余年。八戸ノ里の万代横にあった市場から移転し、若江岩田で14年めを迎えます。
■その大きさ、ゲンコツ大!
「栄寿堂」のおはぎでまず一番に驚くのはその見た目。グーでゲンコツを作ったほどもある大きなサイズです。見た目が一番大きな「豆大福」(150円)の直径を測ってみると…なんと直径8センチ!
もちろん中身もずっしりあんこが入っており、1人で1個食べるとお腹がいっぱいに。「1個のおはぎを4人で分けてちょうどよかったという人がいた」と店主。う~ん、納得です。
「つぶおはぎ」「さくらもち」「よもぎだんご」などの120円をはじめ、最高値でも「いちご大福」230円。大きなサイズにもかかわらず、お値段はなんとも良心的です。
■まずはスタンダードなおはぎを
常時12~13種類の特大和菓子が並ぶ「栄寿堂」ですが、記者のおすすめは、あんこを存分に楽しめるスタンダードな「こしおはぎ」(120円)。滑らかなこしあんで丸々一個ぺろりと食べられます。
さらに、分厚いこしあんの層に包まれたもち米は、潰れていないごはん粒。「粒はほとんど潰しません。その方が食べごたえが出て、おいしいでしょう」と店主。私の求めていたおはぎがここにありました。
「でかい」「安い」「うまい」この三拍子がそろっているのが、「栄寿堂」。インパクトあるおはぎが食べたくなったら、開店時間に合わせて並びに行こう!
■栄寿堂
住所:東大阪市瓜生堂1-2-26
TEL:072-963-9308
営業時間:10:00~売り切れまで
定休日:日曜
アクセス:若江岩田駅から西へ徒歩5分
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