おめでとうトライくん!ドブ板選挙でゆるキャラGP全国3位に 戦いの日々を振り返る
- 2017/11/20
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ついに、ついにやりました!東大阪市のマスコットキャラクターの「トライくん」さんが、「ゆるキャラ®グランプリ2017」のご当地キャラクター部門で全国3位に輝きました。
今年のエントリーが決まってから選挙活動に勤しみ、企業、大学など東大阪の施設訪問を行ってきたトライくん。
その様子はまさにドブ板選挙。イベントがあれば東へ向かい、訪問要請があれば西へ向かい…。
東大阪出身のアイドルSKE48の斉藤真木子さんの握手会に駆けつけたり、野田義和市長に応援演説をしてもらったり、本物の選挙さながら奔走しました。
思えば、長い道のりでした。
「ゆるキャラ®グランプリ」初参加は2012年。3位どころか1000位以内にも入らず、苦戦が続いていました。昨年はようやく少し順位をあげましたが、それでも144位。そして今年2017年は、6度めの挑戦。
東大阪市内のマンホールや市役所から届く書類、市内小学生全員に配られる防犯ブザー、その他グッズまでたくさんあるのにどうしてこんなに伸び悩むのか…。
もっと支援者=市民の票数を増やさねば!と今年打って出た作戦は、市内のイベントや施設訪問を頻繁に実施すること。いわゆるドブ板活動でした。
それまでも、東大阪市内では知名度バツグンだったトライくん。有権者の1人1人と対話することで「ゆるキャラ®グランプリ」への出場を知ってもらい、支持者を獲得。その甲斐あって、地域の店舗がSNSなどで応援を呼びかける連鎖が生まれました。
「1人1日1票の投票」という確実な支援を得ることに成功したのです。
エントリー開始から呼びかけをはじめ、一時は最高2位を記録。
が、上位に食い込めば食い込むほどヒートアップする選挙戦。知立市の「ちりゅっぴ」や四日市市の「こにゅうどうくん」などの強敵が続々と現れ、熱戦を繰り広げました。特に3位・4位争いをしていたこにゅうどうくんは10月後半から票数を一気に稼ぎ、トライくんは数千票に迫られました。
なんとかこにゅうどうくんの進撃をかわし、インターネット投票終了の11月10日には暫定3位に。
インターネット投票が終了すると、最後は決戦投票。
決戦投票前日の11月16日には、壮行会まで行われました。
「ご声援のおかげで第3位で決戦投票を迎えることができました。しかし、『投票箱が閉まるまでが選挙運動だ』との気持ちがなければなりません。」と市長からの熱い激励も。最後の最後まで志高く、決戦へ向かいました。
そして最後の舞台となる、「ゆるキャラ®グランプリ2017 in 三重桑名・ナガシマリゾート 」は11月17・18日の2日間行われました。
各ゆるキャラ®がブースとステージでPRを行い、最後の呼びかけを行います。
最終投票では投票者の票数×2倍の票が加算されるシステム。
これは憶測ですが、来場者は基本的にお目当てのゆるキャラ®がいるので、いかに東大阪市民に来場してもらうかが鍵となります。
全国暫定3位のトライくんは、ここでもかなりの有名人。
来場者からは写真撮影や握手を求められ、ひいき目で見なくてもかなりモテモテ。
さらに東大阪からわざわざ投票に駆けつける人もおり、これはけっこう票が伸びるのでは…と期待がかかります。
こうして2日間に渡る呼びかけの末、19日15時に最終結果発表。
堂々の3位が発表されると、その場にいた来場者、支援者、そして一番大変だったであろう市役所職員さんから大歓声が沸き起こります。
票が伸び悩み、辛かったこともありました。しかしそれでもトライくんは諦めず、6年間の時を経て少しずつ順位を伸ばし、着ぐるみをリニューアルし、今風になり、ドブ板選挙し、今年ようやく表彰台に上がれたのです。あの、動きやすくてキャラがブレブレだったトライくんが。涙なしには語れません。
昨年の144位から躍進し、堂々の3位。来年の出馬が気になるところですが、目標は1位しかなくなりました。
まだ出場は決まったわけではありませんが、どんな結果になろうとも、東大阪市民がトライくんを愛する心は変わりません。
トライくんが出続ける限り、我々週ひがはずっと追い続けます!
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