先日から週刊ひがしおおさかで定点観測をしている謎のラーメン店予定地。
何が謎って、まずお店に出ていた張り紙が変。
「平成31年 2月はラーメン屋オープンします。」
日本語がおかしい。
次にTwitter。店名が中華そば九兵衛と公表され、2月15日(金)にオープンと告知がありました。ところがアカウントが「@kyudeenagata」。
「キューデエってなんやねん(笑)」
と話題をさらいました。
そんな謎も今日解決しました。
先日、イオン東大阪店の南・麺屋TRYの小野寺さんから
「試食に来ませんか?」
とお誘いいただいたのです。
え?なに?どういうこと?
と戸惑う、週ひが探検隊の面々。
なんと!長田にできる「中華そば九兵衛」とは、麺屋TRYのセカンドブランド店だったのです!
2階建ての大きなお店にもかかわらず、連日満員御礼の人気ラーメン店「麺屋TRY」。不動の人気を作り上げたオーナー店長の小野寺さんが、新たな挑戦をする場として「中華そば九兵衛」をオープン。
そんなお店、取材しないわけがない!
ということで週ひが探検隊一同、気合十分で行ってきました。
ビルの1階の角にあるお店。以前喫茶店だったレイアウトをうまく使った店内は、カウンターとテーブル席で、ギリギリ1人で回せるか…といった席数です。
入り口で食券を購入し、窓際のテーブル席へいざなわれます。
まずは、スタンダードナンバーから。「中華そば」をいただきます。
スープを飲むと、うん。麺屋TRYに似ている。似ているけど、飲んだことがない刺激。
「しょう油と塩のタレをブレンドしています」と小野寺さん。
しょう油とんこつとかは聞きますが、しょう油・塩なんて初めて。面白い。
麺も、麺屋TRYの自家製麺。でも、スープが変わることで麺の味も変化します。
当たり前ですがスープが麺に影響を与え、麺がスープに影響を与えていることがよくわかります。
中華そば九兵衛、定番のスープはこのしょう油・塩ブレンドのみ。
上質の油かすを使い、スープに独特の甘みとコクを与える「河内そば」は、九兵衛でも人気間違いなし。脂と油のコンビネーションは、油かすの歯ごたえとともに忘れられない体験を与えてくれます。長田っ子のハートも射抜いてくれるでしょう。
「肉そば」はいわゆるチャーシュー増し。レアチャーシューが丼一面を覆う圧巻のビジュアルです。
国産豚を使用し、上質な脂が溶け出して丼の中をまろやかにします。
ラーメンを楽しめるギリギリまでアイテム数をしぼり、必要最小限の要素でラーメン店として勝負する。それが小野寺さんの挑戦、中華そば九兵衛のスタンダード。
「大きなハコ(お店)ではできないことをやっていきたいです。限定もやって、お客さんに楽しんでもらえるお店にしたいですね。」
丼いっぱいに想いをぶつける東大阪のラーメン侍たち。ああ、ラーメンは面白い。
おっと、最後に。
あの張り紙、一体何だったんですか?
「いや、言いにくいんですが、バイトの高校生に任せてたらああなって。週ひがさんに取り上げられてビックリしてました。」
えー、それは小野寺さん往生際が悪いなあ(笑)
「本当なんですよ。でもTwitterのアカウントを間違えまくってたのは僕なんですけど…」
いっぱいネタにさせてもらいました。本当にありがとうございます。ナイスファイトです。
長田にも ラーメンTRYの 風が吹く
麺屋TRYも、中華そば九兵衛も、ともにいい影響を与え続けますように。
小野寺さんの挑戦に幸あれ。
■中華そば九兵衛
住所:東大阪市長田中1-3-25
TEL:ナイショ
公式サイト:なし
Twitter:@kyubeenagata
定休日:土日祝
営業時間:11:00〜15:00
駐車場:近隣にコインパークあり
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