世界的に大流行している新型コロナウイルス。
感染が拡大する中、「大阪バス株式会社」が医療現場で不足している「サージカルマスク」1万枚を東大阪市に寄贈しました。

マスク不足の中、1万枚はとてもありがたいこと。
2020年4月15日に東大阪市役所にて、寄贈式が行われました。

マスクを寄贈する大阪バスの西村信義社長(写真左)。
市内巡回路線バスが、東大阪市立医療センターにも乗り入れている大阪バス。「マスクが足りていない」と聞き、備蓄していたマスクを集め1万枚寄付をすることに。
「マスクを買おうと思っても買えないのでありがたい。観光バスの運行が止まって大変な中、ありがとうございました」と野田義和東大阪市長は感謝を伝えます。

大阪バスといえば、この白色と黄色の車体!
本社は高井田。貸切観光バス事業にはじまり、高速バス事業から路線バスも運行する大阪バス。

路線バスは白地に青色。
近鉄布施駅–関西国際空港間も運行しており、利用したことのある東大阪人も多いはず。私達もライナーズの遠征時に利用することもしばしばです。
週刊ひがしおおさか編集長・前田によると「大阪バスは実績のないところから、自力で路線バス事業を立ち上げて東大阪と全国を結んでいるすごい企業」
とのこと。
今回のマスク寄贈も、西村社長の「何とかしなければ」という気持ちからかもしれませんね。
最後に西村社長は、「今回集めたマスクを1人でも多くの方に有効活用していただき、今の大変な現状をなんとか乗り切ってほしい、治まってほしいと願っています」と話しました。

野田市長からは感謝状が贈られました。
寄贈式のあと、囲み取材が行われました。

テレビ取材に応える執行役員の野中康之さん。以前取材させてもらったことがあるので、編集長・前田とは顔見知りです。
執行役員の野中康之さんは、「8月以降は観光バスの注文を沢山受けています。早く収束して、日常が戻ってきてほしいですね」と。
この姿から「何とかして今の状況を乗り切ってやるぞ!」という気持ちが伝わってきました。
新型コロナウイルスの感染拡大の中、最前線で戦っている医療従事者のみなさん。
少しでも負担を減らすためにも、まずは私たちも今できることに取り組んでいきましょう。
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