日本社会が「新しい生活様式」を模索始めて、はや3ヵ月。
ソーシャルディスタンスを確保したり、テレワークを導入したりと、自分たちにできる対策をしながら日常生活を送るようになってきました。
その流れは、もちろんイベントにも。
8月8日(土)、東大阪に巨大倉庫をもつねじの総合商社サンコーインダストリーにて子ども向けのオンライン倉庫見学会が開催されました。
子ども向けアクティビティの検索・予約ポータルサイト「kidsweekend(キッズウィークエンド)」の独自企画として、J:COM東大阪でおなじみのアナウンサー遠藤萌美さんがライブ配信で倉庫内を紹介。
120人を超える子どもたちがオンライン会議アプリ「Zoom」上に集いました。
タイトルは「ねじ25億本!巨大オートメーション倉庫でねじの魅力発見!」
倉庫を巡りながら、クイズ形式でねじの魅力を探っていきます。
質問や感想はアプリ内のチャット機能で。
「みんなの家のなかで、ねじがついているものを1つ探してみてください!」と問い掛ければ、
「今座っているいす!」
「うちの家」
「リモコン」
とすぐに反応が。
なるほど、リモートだったらこういう使い方もできるのか。
それだけじゃありません。子どもたちの反応が、すこぶる良いんです。
「倉庫広い!すごい!」
「そのU字のねじは何に使うの?」
「おもしろい」
「すごい」
「社長が好きなねじはどれ?」
ライブ配信中、子どもたちからどんどん質問や感想が飛んできます。
まるで会場にいるかのよう。
いや、それ以上に盛り上がっているように感じるのは、チャットがどんどん更新されていくからか。
たしかにチャットなら、リアルよりも盛り上がりが可視化される。これってリモートの利点かも。
いいじゃん、オンライン見学会!楽しい、楽しいよ。
教育への意識が高い層が登録している「kidsweekend」の特性上、こうした社会見学イベントに前のめりな参加者が多いのかもしれません。
では、そうではないオンラインイベントなら成り立つか?成り立たないとすれば、今後のコロナ禍でイベントを開催するには何をしていくべきか?そんな風に新しい生活様式を模索する中で大事なのは、選択肢を増やしていくことではないでしょうか。
コロナで何もできないんじゃなくて、別の方法を考えて楽しみ方を増やしていく。それが新しい生活様式。
怖がって外出自粛するだけの毎日は終わりました。新しい時代の一手を打ちにいくことが、今やるべきことです。
オンラインねじ倉庫見学会は、まさにその実践となりました。
さて、週刊ひがしおおさかは、どんな楽しみ方の選択肢を増やしていこうかな。
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