褒めて育つは大人でも、公務員でも 東大阪市役所の辻さんが「地方公務員アワード2020」を受賞
- 2020/10/25
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- 地方公務員アワード2020, 東大阪市役所
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よく言いますよね、〇〇は褒めて育つとかなんとかって。あれって、全人類がそうだと思うんですよ。
人はみな褒められて育つ。叱られた方がいい人なんていない。
東大阪市役所モノづくり支援室、辻双九(そうきゅう)さんが「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード 2020」を受賞しました。
え?なにそれ?って思った読者の皆さん。安心してください、週ひがも思いました。
みなさんは、家族や友達に公務員の方はいますか?外からはなかなか見えない公務員の世界。
どんな仕事をして、何が評価されるのか。知ることはなかなか難しい。
地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワードは、2017年から開始された現役自治体職員が現役自治体職員を表彰する取り組み。
他薦で選ばれた公務員を審査し、その仕事ぶりが「本当にすごい!」人が選ばれるのです。
今年は全国で113件の応募があり、13名が受賞。身内ネタではあるんですけどね、よくある「推薦したらもらえるもの」ではない、まあまあちゃんとした賞です。
辻さんが評価されたのは、主に「医工連携」の取り組みから。東大阪市のモノづくり企業の医療・健康・介護分野への参入促進を図る医工連携プロジェクトの中心で、2016年から大阪大学医学系研究科の招聘教員も務めます。医療現場のニーズを東大阪市にいち早く落とし込み、コロナ禍で東大阪市でのフェイスシールドの量産拠点立ち上げに尽力した。ということです。
なるほど、たしかに週ひがでもフェイスシールドの生産について記事にしましたよ。
この日は、辻さんから野田義和東大阪市長に受賞の報告が行われます。野田市長も、辻さんもお互いニッコニコ。
それだけじゃなく、同僚であるモノづくり支援室のみなさんもニッコニコ。そりゃそうだ、具体的に同僚が誰かから褒められてるんだから。
「自分1人の力ではなく、色んな人と協力があってからこその賞が取れた」と話す辻さんも、元は医療に関しては素人。関西大学経済学部で、地域活性化などを学んで東大阪市役所に勤務しています。
「医療現場は横文字だらけでわからないことばかりでした」と、野田市長から直命を受けた当時のことを思い出しながらも「今後も医療資材の国産需給率を上げられるように、研究していきたいです」と研究者として答えてくださいました。
モノづくりのまち東大阪が、それによって成果を上げ、携わった人が多くの人に認められる。こんないい流れが、これからもたくさん起こればいいなと思った取材でした。
誰から褒められるのって、気持ちがいいね。
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