ラグビー日本代表戦にライナーズから3人が集結 それぞれの週ひが的注目ポイント

   

2019年を機に、強くなったラグビー日本代表。
自国開催のワールドカップで破竹の快進撃を続ける桜の戦士たちの姿を見ようと、スタジアムだけでなく多くのパブリックビューイング会場でも人で埋め尽くされたあの熱狂は今も思い出されます。

ワールドカップ開催直後に新型コロナ禍がやってきたため、活動が遅れていた日本代表もようやく新チームの概要が見えてきました。
10月23日、大分県・昭和電工ドーム大分でラグビー日本代表は現在世界ランキング3位のオーストラリア代表と戦います。

新しい日本代表の顔になるのが、花園近鉄ライナーズから選ばれる2人。セミシ・マシレワとシオサイア・フィフィタがスターティングメンバーに名を連ねます。

僕らのマシレワ。日本に来た時は、よくポロっとボールを落としていましたね。

フィフィタはアタックの1番外でトライを取り切るのが役目の11番、ウィング。マシレワは広いスペースからスピードとステップで攻撃していく15番、フルバック。ともに日本代表がトライを上げる上で、必ず必要になるピースで、春のヨーロッパ遠征でも活躍しました。
あゝライナーズの2人が日本代表のアタックの核になるなんて、夢のようだ。

フィフィタはすでに日本代表の顔

さらに。ライナーズにとってこの戦いがスペシャルなのは、対戦するオーストラリア代表の10番にクウェイド・クーパーがいるということ。
変幻自在のパスとステップから魔術師と呼ばれるファンタジスタ。2019年からライナーズに加わり、数々のスーパープレイと東大阪をむちゃくそ楽しみまくるプライベートでライナーズになくてはならない存在になっています。

体は細く見えるけど、強い。やばいくらい強い。それがクーパー。

実はクーパー、2017年を最後に代表から遠ざかっていました。プレーと同じく奇抜すぎる言動や、試合中に精神的に安定しない姿から、指揮官が必要ではないと判断していたのです。
ところが。ライナーズでの生活が彼を変えたのか、2021年のここまでの代表シリーズで4年ぶりに復活すると、南アフリカ戦で逆転サヨナラのPGを決めるなど大活躍。クーパーが復帰してからオーストラリア代表は4連勝です。
サッカーに例えると、ネイマールが再びブラジル代表で大活躍するような、それもめっちゃ紳士になって帰ってきた。そんな感じ。
今やバリバリのオーストラリアの司令塔です。

ライナーズではチームメイトな3人も、今回限りは敵同士。
クーパーは直前のインタビューで「マシレワとフィフィタは素晴らしいプレーをする選手だ」と意識したコメントを出しています。

ということで、10月23日の試合をライナーズ目線でまとめるとこんな感じ
クーパー:ライナーズでさらに成長し、復活した世界的スーパースターが日本代表をどう翻弄するのか。特にキックの精度に注目!
マシレワ:ライナーズが育んだ天才のステップは、世界の強豪相手にも通用するか。ディフェンスではハイボールの処理に注目!
フィフィタ:日本の希望。天性のスピードとパワーはオーストラリアのディフェンスをいかに崩していくのか。ライン側でのタックルに注目!

それぞれの注目点がクリアされれば、それ即ちライナーズの重要な武器になる。
2021年10月23日13時30分キックオフ。日本代表の勝利と同じくらい、東大阪から彼らの活躍を見守りたい。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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