9月24日(土)、最高にロックでクールなラグビーチーム「花園近鉄ライナーズ」はプレシーズンマッチ（練習試合）で豊田自動織機シャトルズと対戦します。14時30分キックオフ、会場は豊田自動織機逢妻グラウンド。昨年までシャトルズとの練習試合と言えば刈谷グラウンドでしたが、どうやら新しくなった(移転した)模様。

シャトルズ戦と言えばこの試合！2019年11月25日、15,596人！

ラグビーはキックオフの48時間前にメンバーを発表する掟があります。それは練習試合でも。

✨今シーズン最初の48時間前メンバー発表！！！✨

9/24 14:30K.O.
vs 豊田自動織機シャトルズ愛知@shokki_shuttleshttps://t.co/sHOY78Xxi9

応援よろしくおねがいします！#花園近鉄ライナーズ pic.twitter.com/onU7kKvUFw

— 花園近鉄ライナーズ(公式)🐰🏉🚝 (@liners_players) September 22, 2022

公式戦ではスターティングメンバーが15人で控え（ラグビーではリザーブという）が8人。合計23人が試合に登録されますが、今回は練習試合。3人多い、26人が試合に出場する予定です。

昔の掲示板は15人分しか表示する気がなかった。

今季初めての試合。チーム内で「ダイヤモンドメンバー」と呼んでいる、今まで試合出場の機会に恵まれなかった選手が中心。ライナーズに移籍して時間の経っていない選手を登録しています。

FW
1(1) 李 城鏞
2(2) 松田 一真
3(3) 牛窪 心希
4(4) パトリック・タファ
5(5) 村田 毅
6(6) 横井 隼
7(7) 上山 黎哉◎
8(8) ツポウ テビタ

BK
9(9) 中村 友哉
10(10) ステイリン パトリック
11(11) ヴィンセント・セフォ
12(12) 岡村 晃司
13(13) 片岡 涼亮
14(14) 林 隆広
15(15) ジョシュア・ノーラ

リザーブ
16(16) 金子 惠一
17(17) 田中 健太
18(18) ラタ・タンギマナ
19(17) 高橋 虎太郎
20(19) 松岡 勇
21(20) 宮下 大輝
22(21) 河村 謙尚
23(22) 小野木 晃英
24(22) 竹田 宜純
25(23) 南藤 辰馬
26(23) リエキナ・カウフシ

※()は背番号です。

まず注目したいのはライナーズとして初めて試合に出る日本代表の5村田毅。今季のライナーズの補強の目玉の一つでしょう。プレーでのパフォーマンスももちろんですが、グラウンド上でどんな振る舞いを見せるのか。

他にも3牛窪、11セフォは試合初登場でスタメン。リザーブに入った26カウフシとともにたっぷりプレーを目に焼き付けたいところ。

1番右が牛窪。普及活動では、すでに大活躍。

初出場組に並んで注目は、7上山のゲームキャプテンです。今年４月の新卒選手として加入して、現在まだ１年目。帝京大学でバイスキャプテン(副キャプテン)の実績を持つとは言え、首脳陣からの期待が伺えます。

昨季の釜石戦でやばい活躍を見せた上山。

13片岡は、ライナーズでは11で実績があるだけに新鮮。自分より外の選手を活かす立場で、どんなプレーを魅せてくれるのでしょう。

すっかりライナーズの顔になった片岡。

こうやって一人ずつ観ていくと、全員が注目と言っていい布陣。このメンバーが公式戦のスタメンだったとしても、全く不思議でないメンバーを2022-23シーズンのはじめに揃えてこられるところに、ここ数年のライナーズの成長が感じられます。
層が厚くなりました。

同時に進行している日本代表の合宿に、ライナーズからはシオサイア・フィフィタとサナイラ・ワクァが参加中。12月から始まるリーグワンでは間違いなく柱になるでしょう。
対するシャトルズも昨年ディビジョン3で優勝して今季からディビジョン2で戦います。互いにとって実りある１戦であるように。そしてライナーズが勝利してくれますように。それでは明日以降の回顧記事をお待ち下さい。
最後に、週刊ひがしおおさかは上山黎哉選手の高校時代(大阪桐蔭初優勝)の写真を撮っていました。
※KRPU萩原さんが撮影。
長く同じことをやり続けるのも、悪くないものですね。

戻ってきてくれてありがとう。