日々東大阪の平和を守る週刊ひがしおおさか。東大阪と言えば?ラグビー?モノづくり?それもいいけど、忘れてはならないのがカレーパンです。
東大阪市が「なんでやねん?!東大阪カレーパン」と銘打ったのが2011年。今年3月に10周年イベントとして難波マルイでの出店を行うなど、徐々に活動を広げていることは週刊ひがしおおさかでも都度お伝えしています。
難波マルイでの出店で、飛ぶように売れたカレーパンがありました。カレーパンショップMASARAの「ジャッカルドッグ」。イベントにあわせて開発された新商品です。
店主の山本健二さんは近鉄ライナーズの元選手。よりラグビーらしい商品をと、ホットドッグ型のパンの表面にゴマで縫い目を表現しました。
「これ作るのめっちゃめんどくさいんですよ」
と山本さんは笑います。
週刊ひがしおおさかとMASARAの出会いは運命的でした。まだお店を出される前、たまたま取材で訪れていた神戸製鋼のファン感謝祭にブース出店で山本さんがマサラドッグを販売していたのです。パンを切るつたない手つきだったのが印象的でした。
それもそのはず、山本さんのアプローチはカレーパンではなくカレーライスから。現役ラグビー選手引退と同時にお父さんの跡を継いで新梅田食道街の「カレーショップMASARA」を経営されているから。
新梅田食堂街のカレーショップMASARAは、徳庵のカレーパンショップMASARAの姉妹店です。
てか、よく考えたら徳庵の方がギャグみたいなお店。 pic.twitter.com/qQQW5wUBSa— 週刊ひがしおおさか(6/7は情報ノーサイド) (@w_higa) May 20, 2021
徳庵駅から徒歩5分。誰が見ても無茶苦茶狭いお店で、朝から毎日カレーパンを作ります。世にも珍しいカレーパンショップ開店に関する話は、過去記事に譲りましょう。
ジャッカルドッグは暇じゃないと作れないので、現在のところ不定期販売。
「土曜日には揃えられるように」しているとのことですが、山本さんが更新しているお店のInstagram(@kenji_masara)で販売情報をチェックしてください。
さらに、はやりのニュースイーツ「マリトッツォ」にインスパイアされた「マサラッツォ」を開発。「言うてくれたら作りますんで」という完全受注商品です。
このゆるやかさ、もちろんお店を出してからずっと。
「ようやく時代が追いついてきた」
と、週刊ひがしおおさかは強い親近感を感じます。
そして、あの難波マルイでのカレーパン販売の初日。自信満々に新作カレーパンを納品してくれた山本さんですが
「商品名のアイデアないんで考えてもらっていいですか?」
と、設営のお手伝いをしていた週刊ひがしおおさかに、まさかの重要業務の丸投げ。結局販売のアルバイトをしていた築山くん(現役大学ラガーマン)が、その場のノリで「ジャッカルドッグ」と命名し、そのまま販売したのです。
その後築山くんは、カレーパン好きの大学生としてNHKの番組にも出演。今では「週刊ひがしおおさかのカレーパンアナリスト大ちゃん」として東大阪中のカレーパンを日々リサーチして記事にしています。
この日は取材に大ちゃんも同行し、お礼を。
そんなカレーパンショップMASARAは5月に4周年を迎えました。5年めに弾みをつけるべく、5月22日23日は40%オフ企画を実施します。
…40%オフって、本気なん?
「去年はできなくて、一昨年は2周年で100円引きをやったんですよ。そしたらだいたい40%オフくらいなんで」
って、理にかなってるようなこと言うてはるけど、全然整合性はゼロ。でもそれがMASARA。だいたいそんなところで整合性がとれてたら、カレーパンショップなんて始まってないはず。
ということで、週刊ひがしおおさか読者の皆さん。東大阪カレーパンを陰ながらサポートしてくださる市民の皆さん。カレーパンも、MASARAの5年めもよろしくお願いします。たぶんこれからもみんなが想像のつかないことが起こるはず。
徳庵に行ったらMASARAに行く。そこんとこよろしく。
■カレーパンショップMASARA(マサラ)
住所:東大阪市稲田新町1-6-33
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜
TEL:090-7094-3012
公式SNS:Instagram@kenji_masara
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