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東京サントリーサンゴリアスvsブルーズ| 2024年2月3日(土)

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(7-19)
スコア一覧
サンゴリアスのメンバーが直前で変更。その影響か、リアクションが遅くブルーズのスピードに圧倒される。面食らっている間に3トライを奪われて、一方的な展開かと思われた。
が、目が冷めたのは20分を過ぎてから。コンタクトからリサイクルが如実によくなるとハーフからの球出しが早くなり、敵陣でプレー。残り10mラインアウトからのモールで押しきれないが、右手展開し15松島がトライ。非常にサンゴリアスらしいアタックで7-19で前半を終える。ディフェンスは40分通じてよかった。
ポジティブな前半から一転、後半はブルーズの個々の能力が炸裂する。開始直後に2トライを奪うと、適宜選手を入れ替え。自陣での不利な状況から、ギリギリのプレーからボールをサンゴリアス陣内に戻してチャンスにする。
対するサンゴリアスは、再三相手ゴールラインに迫るがスコアに至らない。時間が迫ると余裕のないプレーを連発し、結果は7-43。
プレシーズンの戦い方として100点のブルーズに対し「通用した部分」を探すサンゴリアス。力差がハッキリした試合だった。
ハイライト
この1枚!

いや、どないしたら自分ら止まってくれるん?
フォトギャラリー
Photographer:KRPU 萩原康夫
記者会見レポ
サンゴリアス
Qサム・ケインとコルビの欠場は
田中澄憲 監督
RWC後すぐにチームに合流。来る前にこの時期に休むことが決まっていた。
メンバーを落としていると思われるかもしれないが怪我でプレーできない選手もいる。
Qサンチェスの評価
監督
フィットしている。いいプレー。ファイティングスピリッツが高く、我々を引き上げてくれる存在。この強度でプレーできると確認できてよかった。
Qシーズン中にこのような試合をしたのだが
監督
公式戦ではないと言われるが、サンゴリアスキャップをつける試合として考えている。リーグにも日本ラグビーにとっても良い。
が、結果として日本ラグビーのレベルを示せる内容ではなかった。これをきっかけにして変わったと言われるようにしたい。
Q実際にやってみて
ハリー・ホッキングス ゲームキャプテン
サンゴリアス、日本を代表してプレーできる。
ディフェンスを精査して。今後もクロスボーダーがあれば良い準備を示したい。
Q日本ラグビー差は?
監督
リーグワンは強度の高いリーグになっている。日本ラグビーもレベルアップしていると示したかったが、圧倒された。スキルの部分もあるがやはりフィジカル。
最初の20分は受け身。最初からできるマインドを身につけなければ。
上から見てるとこうしたらいいとかはあるが、それができないと言うのは選手の方がよくわかってる↓
ゲームキャプテン
非常に厳しい質問。ブルーズの15人は素晴らしいが、我々もマッチできるプレーヤーは揃っている。前半20分以後にチャンスを作れたことはポジティブだが、全体として非常に悪いパフォーマンスだったと思う。
ブルーズ会見
Qゲームプランは
コッター ヘッドコーチ
練習の成果を実行する場。前半上手にできて、この結果にある。
初めは風が向いていた。前半20分からペナルティを取られたり、トライをされた。改善をしなければと。後半はブローキングプレーが出てスコアに。いい試合ができた。
5サム・ダリー(キャプテン代理)
前に進むことが重要な試合。そのためにはフィジカルが必要で、コンタクトが20分まではしっかりできた。20分以後はさすがサンゴリアス。
この試合を通じて誰がフィジカルで強いのかわかったと思う。
Q来週のメンバーは?
HC
まだわからない。クラークのプレーする可能性もあるが、思ってるよりも早くプレーするかもしれない。
Qクロスボーダーの重要性
ゲームキャプテン
素晴らしい大会。自分はスーパーラグビー4年目で、ツアーは初めての経験。南アがいなくなった今、自分たちのスタイルと違う相手をするのは重要。来週も楽しみ。この取り組みが発展してほしい。