謎のマスク軍団は水走に 牛乳石鹸の箱を作る「作道印刷株式会社」で、ユルめの工場見学

   

ある日のこと。
Twitterでこんなアカウントを見つけました。

企業公式アカウント、ユルすぎへん?
社員4人全員仮面。絶対変な会社に違いない。取材せねば。

絶大なインパクトで週ひがをやる気にさせた「作道印刷株式会社」は、水走に拠点をもつ印刷会社。
謎の仮面軍団が営む印刷所へ行ってきました。

本社兼印刷所。となりは東大阪市水走市民グラウンド。

こっちもインパクトを与えようと、被り物つながりで召喚したのは「肉のダイリキ」のSNS中の人である牛マスクさん。

ちょっとグロテスクめな牛のマスクがTwitterで話題の牛マスクさん。

若江岩田駅すぐ、「お肉屋さんのひとり焼肉」で東大阪の民の胃袋を満たす大企業です。地域の企業とつながりをもち愛される店舗にするため、週ひがの取材先にたまに一緒にやって来ます。

よし、これで準備は整った。いざ、たのもー!
出迎えてくれたのは作道印刷営業部のキリンさん。もちろん仮名です。
手に持っているのは牛乳石鹸の箱。組み立てる前の。

牛乳石鹸には青と赤があるって知ってた?

何を隠そう、牛乳石鹸をはじめ化粧品、お菓子の箱など、紙のパッケージ印刷を行うBtoB企業です。

特殊な光沢がある表面加工や、複雑な形にも対応。

「企画からデザイン、印刷まで、パッケージ印刷に関わるすべての部分を弊社は引き受けています。」とキリンさん。
もちろんそこも気になるんですが、内容が全然入ってこない。
あのぅ、マスクとTwitterは一体…。

「専務から急に、SNSをしようとふられまして…(笑)フランクに始められそうなTwitterを頑張っています!マスクは、見た方に楽しんで覚えてもらえるようにと。」
2021年、今年8月から開始し、すでに1000人を超えるフォロワー。注目の「次に来る」インフルエンサーに化ける予感です。

わらわらと仲間たちが集まってきた!牛マスクさんが普通に見える。

さて、そんなユルめのSNSを支える屋台骨が、パッケージ印刷。
1日最大24万個の大量印刷が可能です。

アイテムがゲットできそうな箱は、某テーマパーク関連の試作品。

創業は1937年。社員数は60人ほど。
紙文具団地が近く、協力工場も目と鼻の先です。交通の便が良い水走を30年ほど前から拠点としています。

工場見学も受け入れており、企業の視察や学校単位での社会見学も。
印刷の工程を気軽に知ることができます。

巨大な印刷機を見学中の牛マスクさん。牛乳石鹸といい、なんだか最近牛に縁があるなぁ。キリンもウシも、偶蹄目だしね。

特に目を引くのは、大量の牛乳石鹸箱の印刷工程。
超大型印刷機で色が乗り、型抜きされ、出荷されていきます。

作道印刷で作成しているものは、側面に『S』と書かれています。豆知識。

発注元へ納品するための箱(納品箱)から石鹸の香りがするのは、日々の行き来の中で染み込んだから。強い絆を感じます。

型抜きされた箱がどんどん詰められていく。

箱でちょっと便利になったり、見た目がちょっと楽しくなったり。
パッケージもTwitterも、身近な存在。
フレンドリーで実用的な企業、それが作道印刷と正体を見破った!

団体での見学希望の方は、公式サイトからお問い合わせを。
大量に流れていく印刷物とマスク軍団に圧倒されること間違いなし。

■作道印刷株式会社
住所:東大阪市水走1-12-20
TEL:072-963-6339
営業時間:9:00~18:00

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mihorobot

mihorobot東大阪探検隊・記者

投稿者プロフィール

生粋の八戸ノ里っ子。人気の八戸ノ里東小・小阪中学校校区に住んでいる。
取材へ行けば、同級生のお父さんがやってるお店だった・・・ということが多々あり。
尊敬する人は藤子・F・不二雄先生。

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