ターヒドさんが選ぶこれからも注目したいピックアッププレイヤー解説 10月6日第2節編は高パフォーマンスの2チームから1人ずつ

   

好評いただいている「ターヒドさん」の連載も3回目。
x(旧Twitter)やnoteで、ラグビーの試合や選手にまつわる発信(それも膨大な量)を続ける謎の人に寄稿いただき、関西大学リーグの注目選手を読者の皆さんにお届けしています。

今回は、10月6日(日)に行われた2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節近畿大学vs関西大学、立命館大学vs関西学院大学から、これからも注目したい選手をピックアップいただきました。
ターヒドさんがどんな方か知りたい方は、先日Youtubeでコラボしました↓のでそちらを。

前回のピックアップ選手はこちら↓

ターヒドさんのX:@tahid_rugby
ターヒドさんのnote:https://note.com/tahid_rugby/

はじめにターヒドさんより

アイコン

6日開催の第2節残り2試合は両試合ともに大熱戦。関西大学は近畿大学に劇的な大逆転勝利、立命館大学は敗れたものの、関西学院大学を追い詰めました。あらためて大学ラグビーの面白さを感じる両カードでした。

近畿大学 vs 関西大学

20点差をひっくり返す大逆転勝利、後半に猛攻をかけるチームにおいて的確なパスワークでアタックの起点となったSH宮内幹大(2年、佐賀工業)に注目する。

67分、自陣でのPKから速攻を仕掛けてチームに勢いを与えるとそのまま敵陣に迫りトライに結実。78分には敵陣でトライに直結するキックチャージを決めるなど要所での好プレーも光った。
昨季はリーグでの出場はなかったが、溝渕元気(S東京ベイ)が卒業した今季は春から9番を背負い開幕節に先発してリーグデビュー。総合力が高く、攻守に安定したパフォーマンスでチームに欠かせない存在となっている。

強気が全面に出るSHらしい面持ちの宮内幹大。

兄は、同じく関西大学で1年時から主力を担う宮内慶大(PR 4年生)。
東福岡で活躍した兄とは違い、高校は佐賀工業に進学して2年時から主力として活躍。2年連続で花園ベスト8に進出の原動力となり、3年時には優勝した東福岡を試合終盤まで苦しめた。

目標とする兄のように、チームを牽引する存在へ。


立命館大学 vs 関西学院大学

渾身のプレーを見せるも惜しくも敗れた立命館大学で、スクラムで存在感を示し献身的なタックルなどフィールドプレーも光ったルーキーのPR髙橋凜乃介(1年、東福岡)。開幕節に続いてスタートを担い、64分までプレーした。

春シーズンでの登場はなかったものの、夏の練習試合でスタートを果たし頭角を現すと開幕節に先発出場してリーグデビュー(今季開幕節で先発した1年生はリーグ通して3人)。前半終盤の力強いキャリーなど実力を示した。

元FLなので、サポートでも気が利く髙橋凜乃介(左上)

高校時代は主にFLでプレーし、2年時にはU17九州の一員としてKOBELCO CUPの優勝に貢献。U17ユーストレセンメンバーにも選出されたが、チームでは主力になるには至らず。3年時に準優勝を達成した花園では1試合の先発にとどまり、そのポテンシャルを披露する場面は限られた。

大学で本格的にPRに主戦場を移すと、早速出場機会を掴んでいる。今後のさらなる飛躍を期待したい。


第2節ターヒドさんのベスト15

最後に、ターヒドさんがXで公開している関西大学ベスト15(第2節)を貼り付けます。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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