ラグビー発信者「ターヒドさん」が週刊ひがしおおさかに寄稿してくださる連載も最終回の10回目。
史上稀にみる白熱したリーグ戦を、今最も注目されるラグビーインフルエンサーとともに過ごせたことを誇りに思います。
さあ、次の展開はあるのか??
今回は、11月30日(土)に行われた2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第7節4試合から、今後も注目したい選手を2人ピックアップいただきました。
ターヒドさんの人となりを知りたい方は、編集長前田とYoutubeでコラボしました↓のでそちらを。
前回のピックアップ選手はこちら↓
ターヒドさんのX:@tahid_rugby
ターヒドさんのnote:https://note.com/tahid_rugby/
はじめにターヒドさんより
天理大学の4季ぶりの関西制覇、本当に感動しました。
様々な面から各校の命運が分かれる結果となりましたが、その戦いぶりはどれも素晴らしかったです。
大学選手権、そして、入替戦に向かうチームの健闘を祈ります。
9月に開幕した関西リーグも遂に今季の日程が終了。各校の戦いに毎節、感銘を受けながら視聴していました。選手、スタッフをはじめ関係者の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
天理大学 vs 京都産業大学
4季ぶりの関西制覇をかけた大一番で1番を背負ったPR岡田大和(2年、朝明)。リーグデビューでの大抜擢で、チームの勝利に貢献した。
敗れた近畿大戦にて課題となったスクラムで前半は苦しむ場面もあったが、後半は要所で相手のペナルティ誘発に寄与。チームはそこを起点にトライを重ねた。また、フィールドプレーでも攻守に献身的に体を当て、試合終了間際までプレー。 75分のピンチ(相手ラインアウトのサインプレー)にも反応していた。
兄の影響で高校から本格的にラグビーを始める。力強さと速さを備え、時期に頭角を現すと2年時から主力に定着。2年連続で花園に出場し、3年時は副将を担った。高校時代はバックローで活躍したが、大学ではPRに挑戦。
今季の春季トーナメント2回戦で1番を務め、公式戦初先発。その後はジュニア戦などで研鑽(けんさん)を積み、迎えたリーグ初出場だった。
シーズン終盤でのニューフェイスの登場。有力選手ひしめくチームにおいて来季以降も含め、非常に楽しみな存在だ。
摂南大学 vs 同志社大学
前節に連敗を止める今季初勝利を挙げた同志社大学。最終節でも接戦を制して、見事に入替戦の回避を実現した。WTBで先発したファイアラガ義信ダビデ(2年、常翔学園)は鋭く、力強く前に出るアタックで際立つ実力を発揮した。
スペースやギャップを突いてディフェンス網に仕掛けるランが光り、チームにモメンタムを創出。また、52分には上手くつなぎに参加してトライをアシストすると、58分には抜け出した味方のラックから素早く持ち出してラストパスを放り、連続で得点に寄与した。
昨季は1年生ながらリーグ全試合に途中出場。入替戦では12番を担い、A残留に貢献した。今季は春季トーナメント全4試合に先発するなど、さらに存在感を高め、リーグでは第3節からリザーブで登場。第5節にリーグ初先発を果たすと、シーズン終了までスタートを担った。
中学時代は全国ジュニアで準優勝。常翔学園では2年時にNo8で花園ベスト8。高校日本代表候補に選出され、CTBを担った3年時の花園はシード校として臨みながらも初戦(2回戦)で敗れた。兄は九州電力キューデンヴァルテクスでプレーするPRファイアラガ望サムエル。
昨季全敗だったチームは今季2勝で6位。さらなる向上を期す来季の中心として期待を寄せたい。
第7節ターヒドさんのベスト15
最後に、ターヒドさんがXで公開している関西大学ベスト15(第6節)を貼り付けます。
🏉関西大学Aリーグ🏉
✨個人的、第7節 BEST15✨
PR 岡田大和(天理大2)
HO 大本峻士(立命館大3)
PR 松野颯舞(天理大4)
LO 寺北亘佑(同志社大4)
LO 駒井凌太(近畿大4)
FL 川越功喜(天理大2)
FL 太安善明(天理大2)
No8 小林典大(関西学院大3)
SH 渡邊晴斗(近畿大2)
SO…— ターヒド 🏉ラグビー情報発信🏉 (@tahid_rugby) November 30, 2024
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