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【主観的見どころ解説】花園近鉄ライナーズvsレッドハリケーンズ大阪 まさかまさかの未勝利から立ち上がれ!大阪ダービー勝利で名誉挽回
前節日野レッドドルフィンズと38-38で引き分けた花園近鉄ライナーズ。
正直なところ、勝つと思っていた。これまでの戦績からの推察と経験で。ライナーズ観戦初心者に「今回ライナーズは勝ちそうなの?」と聞かれると「大丈夫っしょ、今回負けたらいよいよチームとしてヤバい」なんて軽口を叩いてしまっていた。しかし、その考えは浅はかだった。「絶対」なんてものはリーグワンに存在しない。
目の前で起こった現実を受け入れ難かったが、それが今のライナーズだ。
開幕からまだ勝利をもぎ取ることはできていない中、1月11日(土)東大阪市花園ラグビー場にてレッドハリケーンズ大阪との「大阪ダービー」を迎える。
レッドハリケーンズとの練習試合は毎年に行っているが、公式戦での対戦は2018年のトップチャレンジリーグ以来。リーグワン初の公式戦大阪ダービーとなる。
花園近鉄ライナーズとは
日本最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するライナーズは、前シーズンでぶっちぎりの最下位。入替戦にも負け、ディビジョン1(1部)からディビジョン2(2部)に降格した。
1929年創部、日本有数の歴史ある古豪として今の立場に甘んじるわけにはいかない。今シーズンで絶対絶対絶対ディビジョン1に復活を遂げるんだ!
レッドハリケーンズ戦の意味合い
ホストゲームで大阪対決という条件がそろったレッドハリケーンズ戦。
特に力が入る今節は、アドバンテージを存分に活かしリーグ戦初勝利につなげたい…というとかなり軽い言い方だが、リーグ戦上位に入り入替戦に出るためにはどんな試合も落とせない。
いや、これでもポジティブすぎる言い方かもしれない。
負けを重ね上位2チームに入ることができなければ入替戦さえ出ることができない。ディビジョン1への復帰も遠くなる。と言った方がチームの現状を表しているだろう。
何より、ライナーズは勝ちに飢えている。
ライナーズメンバー
1 田中 健太
② 上山 黎哉
3 三竹 康太
4 サム・ジェフリーズ
5 サナイラ・ワクァ
6 ジェームス・ブラックウェル
7 宮下大輝
8 野中 翔平
9 ウィル・ゲニア
10 クウェイド・クーパー
11 木村朋也
12 岡村 晃司
13 トム・ヘンドリクソン
14 江川 剛人
15 雲山 弘貴
16 金子 惠一
17 岡本 慎太郎
18 文 裕徹
19 シミオネ・シュミット
20 アキラ・イオアネ
21 人羅 奎太郎
22 ウィル・ハリソン
23 林 隆広
開幕戦からほぼ変わらぬメンバーだが、特筆すべきはバックローだ。オールブラックスの代表歴を持つイオアネがリザーブに入り、6ブラックウェル・7 宮下・8 野中の3人で固める。
キャプテンのパトリック・タファを怪我で欠く中、今回も在籍3年目の2上山がゲームキャプテンを務める。
何が何でも勝て!レッドハリケーンズ戦の見どころ
何といっても14木村。前節チームがペナルティを重ねていく中、3トライのハットトリックを決めた。
「勝っていたらPOMだったかもしれません」と少し照れながらも、「(レッドドルフィンズ戦は)もっとできることはあった」と振り返る。
負の連鎖を断ち切る存在として今節もトライ量産を期待したい。
レッドハリケーンズは2連勝中。パエア・ミフィポセチや島田久満などフィジカリティの高い選手がディフェンスを弾き前へ前へと進むだろう。
互いに譲らぬ肉弾戦に、ライナーズは課題のディフェンスと規律の厳守をどこまで体現できるか。
何が何でも勝って、花園を、そして誇りを取り戻すのだ。
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