普段週刊ひがしおおさかが取材するラグビーは15人制がほとんどですが、今回は7人制(セブンズ)の話題を。
「7人制ってあまり見ないしな」なんて思うなかれ。
オリンピック種目になっているのは7人制。また、週ひががお手伝いしている関西ラグビー協会主催のイベント「関西セブンズ」も7人制の大会です。
ほら、こんなにも世に7人制は溢れている!

ここ数年は花園ラグビー場で開催している関西セブンズ。
そんな7人制ラグビーに新星が。東大阪市立日新高校の林駿吾選手が、U18男子セブンズ・デベロップメント・スコッド(SDS)に選出されました。日本代表として大会にも参加し、その結果報告を含めて2月5日(水)、野田義和東大阪市長を表敬訪問したのです。

(写真右手前から)林選手、芦田じゅん校長、野口大輔監督。
U18SDSは、将来の7人制オリンピック代表選手を育成するためにユース年代から強化を図る目的で設置。分かりやすくいうと、高校セブンズ日本代表でしょうか。
今回は12名が選出され、フィジーで開催された「Coral Coast Sevens」大会に出場しました。

U18男子セブンズ日本代表として参加したメンバー。
参加選手を見ると東海大大阪仰星や佐賀工業、報徳学園など強豪校がズラッと。
「花園常連校ばかりの中、東大阪市立の日新高校から選出されて誇りに思います」と笑顔の野田市長。
日新高校ラグビー部の野口大輔監督からの推薦で、U18SDSの練習会に参加。その後日本代表として同大会メンバーに選出されました。大会では全試合に出場し、60mを独走するなどチームに貢献。16チーム中7位の成績を収めました。大会レポートはこちら。

代表活動中の様子を一緒に見る野田市長と林選手。写真中央は東大阪市教育委員会の古川聖登教育長。
「相手をステップで交わして抜くことが得意なのですが、日本では抜けても海外では上手くいかず、世界の壁を感じました」と林選手。
野口監督も「林選手は走って抜けたら基本追いつかれることはない。ただ、今回の遠征では初めて追いつかれるのを見て、やはり世界は違うなと思いました」と振り返ります。
林選手は日新高校普通科文理コース(理系)に通う3年生。成績もクラスで常に上位に入るとのことで、まさに文武両道。
「天理大学に進学が決まっていて、次の目標は大学での日本一。その後はオリンピック選手を目指したい」と今後の意気込みも。

出身中学は石切中学校という生粋の東大阪人。
強豪天理大学への進学で、ラグビーエリートの道へ。関西セブンズの出場もあるかも。週ひがが一番はじめに目をつけていた、って自慢しよう。
週ひがのYouTubeチャンネルでは、表敬訪問の様子をメンバーシップ限定で公開しています。この機会にぜひご登録を。動画はこちら。

最後には、野田市長からトライくんの防犯ブザーがプレゼントされました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。