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- 取ったぞ勝点5!江川大活躍でライナーズ、レッドハリケーンズに勝利で大阪ダービー制す
一戦一勝。今日の結果の意味は大きい。
花園近鉄ライナーズは2025年4月12日、NTTドコモレッドハリケーンズとの対戦で48-31の勝利を収めた。
勝点5を獲得し、ディビジョン2で3位をキープする形となった。2位のグリーンロケッツ東葛との勝点差は、前節終了時と変わらず4。
入替戦圏内の2位に入るため、残り3戦負けられない戦いが続く。

大観衆の中、勝点5を奪ったライナーズ。
前半2分、ライナーズは9ゲニアのインターセプトトライで勢いをつけると、続けて2トライを奪う。
相手のモールに押されさトライを奪われるなど、一時相手に流れが悪くなる時間帯もあったが、後半も先制トライを奪いほぼ全ての時間で8点差以上をキープ。
最大のピンチは後半25分。自陣でのディフェンスでペナルティを連発するライナーズは、相手にPGを決められると24-29の5点差に詰め寄られる。
早く統制の取れたアタックで、じわじわとプレッシャーをかけるレッドハリケーンズに対し、15雲山は「すぐに切り替えができたことが、流れを相手に渡さなかった要因」と話す。
焦りは見られなかった。

もっと距離を蹴ってFWを助けたかったと話した雲山。
キャプテンのタファは、勝利を決定づけたのは、「タケ(江川)の2本目のトライ」と話す。
後半33分、相手ボールラインアウトを5ワクァがスティールしBKで右へつなげると、22丸山がグラバーキックで右奥22m内へ。23江川が一気に加速し、ボールを追ってきた相手ディフェンスを抜いてグラウンディング。丸山のキック、江川のスピードと球際の強さ。これまでチャンスに恵まれなかった2人の良さが光ったトライは、試合の行方を決定づけるチームが一体となったアタックだった。

このトライでライナーズが再び勢いづいた。
チームはメンバーの発表から、ハプニングが続いた。FWの要として活躍していたオールブラックスのアキラ・イオアネがメンバーを外れ、試合直前にはスーパーエースである木村朋也が離脱。試合に入ってからは前半20分を待たずに日本代表のセミシ・マシレワが負傷し交代した。急なメンバー変更が続いたためかペナルティは16にのぼり、うまくいかないことも多かった。それでもライナーズは、勝点5を取った。途中出場からハットトリックの活躍を見せた江川、後半20分からスクラムで圧勝した井上そして三竹の両プロップ、鮮やかなパスとキックを見せた丸山。

後半20以降、スクラム圧倒した。
23人が全て仕事をして、ヒリヒリしたゲームを制した。勝ち切れるチームとなった。

プレイヤー・オブ・ザ・マッチは、ラインアウトで獅子奮迅の活躍を見せた4サム・ジェフリーズに贈られた。
来場者数リーグワンディビジョン2史上最高の12,452人を記録した大阪ダービー。

3本のトライで「最後はヘトヘトでした」と江川。
次節は4月18日(金)、5位のキューデンヴォルテクスとの対戦。19:00K.O.の今季初ナイターだ。
中5日でのショートウィークだが、ホーム花園できっちりと勝点5の5連勝を収めたい。
フォトギャラリー
撮影:KRPU 新屋敷こずえ
撮影:KRPU 野口美保
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