ふと思ったんですよ。あれ、週ひがってスイーツにも力入れてたよなあって。
こんばんは、東大阪の地域情報サイト週刊ひがしおおさか編集長前田です。今年で14年目に突入しました。
9月より「ほぼ東大阪ラーメンスタンプラリー」を開始してから、週ひがは2ヶ月以上ラーメン一色。毎日ラーメン情報をアップして、東大阪のラーメンのことならひととおりわかっちゃうサイトになりました。
反面、それ以外は結構疎かに。ラーメンとともに看板であったはずの
スイーツ、カレーとはすっかりご無沙汰です。
それに気づいたら居ても立っても居られない。今すぐ食べたい、東大阪のスイーツを食べたい!
我慢できずにうかがったのは、池島にある「カランリーヌ」です。東大阪からの手土産として圧倒的な人気を誇る「ラグビーショコラ」を筆頭に、味と企画力を兼ね備えたスイーツ店は数々の銘菓を生み出します。

カランリーヌ×トレントのマリトッツォ。今夏の東大阪スイーツ界の話題を独占した。
今回の編集長前田のお目当ては、待ってました秋冬の定番「ティラミスろーる」。涼しくなると登場し、カランリーヌの冬になくてはならない限定商品です。
告知(Instagram)のシンプルさから、待ち焦がれているファンが相当数いると予測される商品。
週刊ひがしおおさか、これは食べないわけにはいかないでしょう。

これがうわさのティラミスろーる。カットサイズでいただきます。
すっかり日本のグルメシーンでも当たり前に見るようになったティラミスは、元は北イタリアのスイーツ。1990年に雑誌で取り上げられ、後続のメディアがこぞって取り上げ一躍ブームになりました。
ちなみにティラミスの2匹目3匹目のドジョウとして現れたのが、ナタデココとパンナコッタです。
ロールケーキもスイーツ現代史に欠かせません。日本で一般的になったのは1950年代。山崎製パンが発売した「スイスロール」が人気を得て、スーパーやコンビニエンスストアで必ず見かける定番スイーツへと成長します。
そこへ2003年、大阪堂島にオープンした「モンシェール」が「堂島ロール」を発売すると大人気に。
とんでもないブームになり、日本全国で地名を冠したロールケーキが登場します。東大阪にもたくさんありました、〇〇ロール。
週刊ひがしおおさかでも一度企画をしました、東大阪のご当地ロール食べ尽くし!
と、ティラミスもロールケーキも日本の経済発展とともに時代の寵児として一世を風靡したスイーツなのです。
そしてここ東大阪池島でも
「堂島ロールを食べたとき、こんな風に生クリームいっぱいのロールケーキが作りたいと思ったんです。」と答えるのは、カランリーヌの店主・丹後光男さん。
10年を有に超える、人気定番スイーツを作り出しました。

空気感とギリギリの甘さを備えるスポンジの表面にはカカオパウダーアクセントが。中央にあるたっぷりのティラミスクリームがスポンジに溶け込み、フワフワとシットリを口の中で何重にも重なって舌へ届きます。
こいつは食べたことない、新しい。
ちなみに「なんでティラミスなんですか?」と聞くと、
「パティシエの勘!」
と丹後さん。偶然にしては出来過ぎな、職人の経験とプライドから生み出された、必然を感じる名作です。
やるなカランリーヌ、この芸達者!
「毎年秋から冬にかけて作っていますが、夏にお客さまから問い合わせをいただくなど、支持されている商品ですね」
と、お店を切り盛りする丹後さん夫妻。

光男さんと陽子さんんがいつもお店に。
と、ここで大事なお知らせが。帰り際に見ちゃったの。ティラミスろーるには、ロール1本売りがあるってことを!
なのでやっちゃいます、11月12日22時から、週刊ひがしおおさかがティラミスろーるを食べるだけのインスタライブ。
おいしいと楽しいを一緒に実現しちゃおうと思います。みんな見てね!
■お菓子の工房 カランリーヌ
住所:東大阪市池島町3-3-47 パルエミール1F
定休日:水曜日
営業時間:10:00〜20:00
TEL:072-985-1381
駐車場:あり
アクセス:東花園駅から徒歩16分、瓢箪山駅から徒歩21分
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