待ちに待った第93回全国高校ラグビー大会が12月27日(金)、開幕しました。
今回は、4日目(1日)に行われた、3回戦の模様をお届けします。
今回は、4日目(1日)に行われた、3回戦の模様をお届けします。Aシードの大阪府第1地区代表東海大仰星が沖縄県代表名護に63−0。貫禄の零封勝利を上げました。
大会前、いや大阪府予選前から全国優勝候補に上げられている東海大仰星は、猛攻を開始します。持ち前のラックを作らず立ってつなげる「仰星ラグビー」で、名護をどんどん下げていきます。
古風なラグビー感ではFWがボールを確保し、BKが走ってトライをとるというのが定石ですが、仰星は15人全員がボールに絡み、BK・FW一体になって組織的なアタックを繰り返します。
個々の能力も抜けており、先月27日に発表された高校日本代表候補に8人が名を連ねています。
アタックのバリエーションも多彩。前半3分の先制トライはBKの素早い展開から右隅に飛び込んだものですが、FWが相手ディフェンスを中央突破で抜けてトライをあげたりと、得点パターンは数えられないくらいあります。
一方名護は防戦一方。ボールを持ってもポイントで仰星からのプレッシャーを受けてテンポよくボールを動かせません。
結局、仰星が11トライ63点。躍動感あふれるアタックを見せ、準々決勝に進みました。
文:前田寛文 @MaechanYK
写真: @mihorobot
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