皆さん、大阪・関西万博行きました?連日盛況が伝えられる世紀の大イベント。週刊ひがしおおさかも東大阪ネタを拾って参戦の機会をうかがっていましたが、7月2日ついにその時が来ました。
万博会場の西ゲートをくぐり、なにかとうわさの実物大ガンダム像を右手に1分ほど歩くと、展示場EXPOメッセ「WASSE」に到着。ここで7月2日に開幕した「第3回日本国際芸術祭/大阪・関西万博展」には54団体が出展し、「アート×ものづくり」の競演が繰り広げられています。

お隣ではアニメとグルメのイベントがやってる。
へ?週ひががアート?
と思った人がいたらカンがいい。
我々の目当ては、ねじ。ねじ専門商社・サンコーインダストリー株式会社が芸術展に出展。同社が取り扱う約400種類1600本のねじだけを使った「万博会場を再現した銀色のジオラマ」を披露したのです。

どこからどう見ても謎の塊。
ライトを浴びてきらめく大屋根リングと各国パビリオンを前に、来場者はピタリと足を止め、
「これは…」
「すご!」
など感嘆の声をあげ、スマートフォンからシャッター音を奏でます。
木造の大屋根リングを金属のねじだけで作るっていうのも、スペシャルな表現だよね。

大屋根リングが絶妙にそれっぽい!
サンコーインダストリーのブースオープンセレモニーには、お馴染み野田義和東大阪市長も参加。奥山淑英社長、東大阪市のマスコット「トライくん」、万博公式キャラクター「ミャクミャク」と並ぶとたくさんのメディアでごった返します。

ソケットボーイズと奥山社長そして野田市長。
もちろんテレビも新聞も、大注目はねじ製ジオラマ。奥山社長も「JIS規格のねじ品質の良さを知ってもらい、我々も世界へ」と意気込み、東大阪発・ねじ文化の底力を来場者にアピールしました。

「5日間の展示ではもったいない」という野田市長。僕もそう思います。
サンコーインダストリーブースはゾーンD-2。ジオラマだけではなく、ねじでロボットを作る体験型アトラクションなどを用意しています。さらに、東大阪のモノづくりの歴史やねじの基礎知識を掲載するサンコーインダストリー製英語版フリーペーパー「SocketBoy」も配布。
万博をフル活用するサンコーインダストリーらしい取り組みでブースが溢れます。

当たり前のようにhakobotもいる。
芸術祭とブースの会期は7月6日(日)12時まで。西ゲート側は比較的空いており、ガンダムと“ねじ万博”をハシゴできるぜいたく動線かも。

「これ、ガンダムを表現してるんです」と担当者さん。
巨大なパビリオンもあのガンダムもねじが支えています。万博へ足を運ばれる際は、ぜひ西ゲートで小さな主役たちに会いに来てください。みんなの思い出が、東大阪と世界をつなぐねじの物語を語り続けてくれるはず。
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