6月某日、東大阪市北西部に住むAさん(仮名)は、勤務先の石切参道商店街にある店舗に出勤しようとしていました。
最寄り駅はギリギリ東大阪市ではない放出駅。ところがAさん、いつもの8時37分の電車を、すんでのところで逃してしまってさあ大変。この時間、おおさか東線は20分間隔の運行だからです。次の電車は8時56分。
いつもは30分前に出勤し、始業前に石切さんを堪能するAさん。想定外の20分ロスで、、、さて、遅刻せずに到着できるのか。ドキドキ道中の始まりです。
JRおおさか東線に乗って、河内永和駅に到着したのが9時1分。足早に1階まで降りて、改札を通過。近鉄奈良線に乗り換えて、ホームへ。
次の電車は・・・げ、9時8分発東花園行き普通・・・。目的地の石切駅は東花園駅よりも東。乗っても、東花園で降りなければなりません。しかし、ここは永和駅。とにかく来た電車に乗ることにします。
ようやく来た電車に乗ると、車内アナウンスが。
「・・・の・・・で、お乗り換え下さい」
・・・?聞き逃してしまいました。いやまあ、まずはこれで東花園駅まで行きますか・・・。
八戸ノ里駅で通過待ちをするという、近鉄奈良線の洗礼を受けつつ、東花園駅下車。ここまでしか走ってくれないんで仕方ありません。乗ってきた電車は、一旦東花園車庫に入るんでしょうか。
東花園駅は準急停車駅です。うまく準急が来てくれれば、石切までは1駅なんですが・・・。
や、ら、れ、た!
区間準急って、東花園までは準急でそれ以東は各停。普通に乗るのと変わらないじゃないですか!
あ、、、もしかして、車内アナウンスで流れていた乗換の案内って
「河内小阪駅で区間準急に乗り換えたほうがいいよ」ってことだったのかも!!
仕方なく、9時21分まで電車を待ちます。もう、疲労困憊のAさん。
JRおおさか東線、近鉄奈良線の必殺コンボに、少々お疲れ気味で区間準急に乗車。
なんとか石切駅に着いたのが、9時33分。この後職場には、ギリギリ10時前に到着し遅刻だけは免れた様子のAさん。
「今日、家を出たの8時20分なんですけど・・・」
なんと同じ市内で所要時間1時間40分。始業前にヘトヘトです。
帰りは、家の方に車で迎えに来てもらい、石切→放出を20分で帰宅できたそうです。
JRさん、早くおおさか東線を新大阪までつなげて、本数増やして下さい。
文:前田寛文・@MaechanYK
写真:Aさん
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