近畿大学花の応援団、女子団長が凛とし全力応援中!!

   

「女性の輝く日本」が成長戦略に盛り込まれる昨今、一昔前なら信じられなかったシチュエーションでも女性が活躍しています。
今回ご紹介するのは、廣田美穂さん。近畿大学の4年生で、あどけない笑顔が印象的な女の子。
そんな彼女、とある部のキャプテンです。その部とは、

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応援団!
正式名称は近畿大学応援部リーダー部。70年を超える名門近大応援団の歴史の中で、初の女性部員にしてキャプテンです。漫画ではたまに見かける、女性応援団長が実際に東大阪で誕生していたのです。

廣田さんたち応援団の活躍の場は、強豪ひしめく近畿大学の部の試合。野球、アメフト、格闘技など、その日その試合にかけてきた選手たちと、一体になって応援します。

DSC_0197 ▲凛々しいとはこのこと!絵になります。

「勝つと自分のことのようにうれしいし、負けたら本当に悔しい。だから勝てるように応援する。それが楽しいです。」
と弾ける笑顔で話してくれる廣田さんは、中高一貫の女子校出身。部活はなんと演劇部でした。応援団には入ったのは「かっこよさそう」だから。大学入学直後に見たパフォーマンスや当時の団長、団旗に魅力を感じたのです。

大学周辺に下宿し、早朝にコンビニでアルバイト。大学で勉強をしてから、厳しい練習。帰宅後は自炊もします。なかなかハードな生活。特に男性ばかりが当たり前だった世界ですから、苦労したことも多いはず。なのに「私を受け入れてくださった先輩方のほうが、大変だったと思います」と。

予想外の回答も、所属が総合社会学部総合社会学科心理学専攻と聞いて、納得です。 ▲予想外の回答も、所属が総合社会学部総合社会学科心理学専攻と聞いて、納得です。

応援団の練習は過酷。筋トレ、腕立て、腹筋、背筋、四股踏み。もちろん声出しも。今年のキャプテンになってからは、責任もともないます。
女性団長として、何か新しいことをやってくれるのではないかと、周囲の期待がプレッシャーにもなります。そんな中「盛り上がる応援、一体になれる応援をしたいです。あとは自分ができる最善のことを。」とキリッとした目で話してくれました。

現在部員はキャプテンを含め合計10人。女性は1名だけです。終始笑顔で話してくれた彼女も、「やっぱり女性にも入ってもらいたい。」と話す時だけ、ちょっと切実そう。
「女やし、体力ないしって考えずに一度見に来てほしい。私でもできてますから。」

部員は随時募集中。気になった近大生諸君。腕に憶えがあってもなくても、ちょっとのぞいてみてみては?
たぶん今まで経験したことがない世界が、そこに広がっています。

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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