東大阪にでっかい物流センターを置くねじの商社サンコーインダストリー株式会社。週刊ひがしおおさかと仲良くしてくださっていて、さまざまなイベントに協力してもらっています。
そんなサンコーさんに、ホリエモンがやってきました。
って、何言ってるかわかんないですよね。実業家で投資家の堀江貴文氏がサンコーインダストリー東大阪物流センターの見学にやって来たのです。

まずは記念写真から。左から奥山社長、堀江貴文さん。
今年7月、北海道・大樹町から、打ち上がりそうで打ち上がらなかった「ねじのロケット」。
週刊ひがしおおさかも現地に乗り込むなどして追っています。そのねじのロケットを打ち上げるのが、堀江貴文さんがファウンダーを務めるインターステラテクノロジズ。
ネーミングライツを取得したサンコーさんがスポンサーとなり、他にもロケットに必要なねじを提供するなどして、宇宙技術への協力をしているのです。そんなねじが流通する中心地を堀江さんが見学したのです。

インターステラテクノロジズ株式会社(IST)開発の、ねじのロケット。
さて、10月14日の午前。時間通りに到着した堀江さんは、東大阪物流センターの最上階から順にねじ企業の物流を見て行きます。説明するのは、サンコーさんの奥山社長と山口部長。

倉庫内を案内。「東大阪のねじ倉庫にホリエモンが来た」という絵だ。
私たちも見学会で聞いた「よく出るねじを取りやすい場所に」「容量計算をして箱詰め」「ビッグデータを利用した出荷時間の平準化」などの話になると、素朴な疑問と質問を次々とする堀江さん。

山口部長に質問をする堀江さん。説明を咀嚼し、自分に落とし込んでいく。
無邪気で好奇心旺盛な様は、YouTubeやメディアで見る印象どおりでした。
そして、クライマックスはもちろんバラコーナー。週刊ひがしおおさかでは何度もお伝えしているサンコーさんの強みは、注文通りの数を手で数えること。特許も所得したIT技術の結集地に会話も弾み、徐々にねじ業界のビジネスモデルの話になります。

サンコーさんに来た人はみんなが驚く巨大ロータリーラック。
メーカーと商社の役割や、ものづくりにおけるねじが必要とされるシーン。サンコーインダストリーの狙いや海外市場の話など、最後はアイデアのぶつけ合いにも発展します。

ロータリーラックについて細かく質問をする堀江さん。
最後はもちろん、長田センターへ。トライくんがデカデカと描かれている近畿道から見えるあの場所です。

高さ22m、奥行き62m、幅18m。収納数1万パレット以上を誇る超巨大パレット倉庫。
僕たちはでっかい物流センターを見るとまず「でかい!」に目を奪われがちです。しかし堀江さんはその内にあるビジネス事情や、市場の特性などへの興味を話すなど、らしさを私たちにも見せてくれました。
説明するサンコーさんからも、作り上げてきた強みに自信を持っていることがビジバシ伝わります。他にはできない、普通ではない方法で日常を作る。
そんな企業姿勢が「ありふれた技術で宇宙へ行く」を掲げるISTと堀江貴文さんを引き合わせたんだろうなと感じる1日でした。
さて、まだまだサンコーさんとISTの挑戦は続きます。7月に打ち上がらなかった「ねじのロケット」は、ただいま改善点を見つけて準備中。近い将来、またあのドキドキに出会える予定とのこと。
東大阪のものづくりと、IT技術と、宇宙とビジネスが散らした火花がどんな風に広がるのかとても楽しみです。
以上、ねじの写真を撮ってた堀江さんにちょっと親近感が湧いた取材でした。
実はね、編集長前田は堀江さんと同い年なんだよね。まあ、それ以外に共通点ないけどね(笑)
■サンコーインダストリー株式会社
東大阪物流センター;東大阪市本庄西1-5-13
長田センター:東大阪市長田東5-3-7
TEL:06-6745-8135 (東大阪物流センター)
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