昨シーズン、JFL(日本フットボールリーグ)を2位で終え、今シーズンよりJ3リーグを舞台に戦うFC大阪。
1月11日(水)、ホームである東大阪市花園ラグビー場にてシーズン始動式を行いました。今シーズンから加入選手も含め選手33名(1名欠席)とスタッフが参加。
近藤祐輔社長のあいさつからはじまり、岡崎将太GM兼副社長、志垣良新監督のあいさつと続きます。
「東大阪といえばラグビーのまち。しかし今後はフットボールのまちと言ってもらえるように、数年かけて作っていきたい。そのためにはJ2、J1へと上がっていって強いFC大阪にしなければ。最短でいけば2025年にJ1。ここを目指してやっていきましょう」と近藤社長。
今シーズンから指揮を執る志垣監督は、「笑顔でシーズンを終えられるように、緊張感を持って取り組んでほしい。我々はJリーグ入り60番目のクラブ。1番下、挑戦者のつもりで臨みましょう」と話します。
昨シーズンまで監督を務めていた塚原真也前監督は、Jリーグで指揮を執るのに必要なS級コーチライセンス未取得のため、今シーズンは強化部ダイレクターとしてチームに残ります。
新加入選手は以下の6名。※1月11日現在
ポジション | 氏名 | 前所属 | 過去のJリーグ所属経験 |
---|---|---|---|
DF | 酒井 匠 | ラインメール青森 | |
DF | 板倉 洸 | ヴァンラーレ八戸 | ヴァンラーレ八戸 |
MF | 利根 瑠偉 | ヴェルスパ大分 | |
FW | ンダウ ターラ | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス |
FW | 古川 大悟 | いわきFC(期限付き移籍) | ジェフユナイテッド市原・千葉/いわきFC |
FW | 島田 拓海 | ヴァンラーレ八戸 | ヴァンラーレ八戸 |
横浜F・マリノスから来たンダウ ターラはかなり大きな補強ではないでしょうか。昨シーズン、同じくJFLのFCマルヤス岡崎(育成型期限付き移籍)に在籍し、途中出場が多いながらも17試合で6ゴール。FC大阪も苦しめられました。
なお、スローガンは「挑戦」。
“Jリーグ参入を果たし、新たなステージで常に挑戦し続けること。選手、フロント、スタッフが限界まで挑戦することで、クラブ全体の成長を追求し、強いFC大阪をお見せするため、結果を出すことに挑戦します” (FC大阪HPより引用)
という思いが込められています。
ホッケー梶間の今シーズンの注目は、FW久保吏久斗。
相手を置き去りにするスピード、ドリブル。90分通して落ちない体力がJ3でも通用するのか、要注目です。
始動式は30分ほどで終了。その後は多目的球技広場(第3グラウンド)に移動して、今シーズン最初の全体練習を行いました。
初めて練習を見た志垣監督は、「みんな良い表情でした。昨シーズンまで塚原監督が積み上げたものを土台に、より意識高いサッカーを目指して戦っていきます」と話します。
さて、FC大阪の開幕戦はアウェイで3月4日(土)or5日(日)に鹿児島ユナイテッドFCと。ホーム開幕戦は第3節、3月18日(土)or19日(日)にいわてグルージャ盛岡と対戦します。※キックオフ時間、会場は未定。
週刊ひがしおおさかでは今シーズンも可能な限り、ホーム・アウェイの取材に行きます。
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